3週間で足が変わった
膝の動きと足の関係
このnoteでも何度でも出てきている「足」のこと。
この角度からだと少しわかりにくいかもしれませんが、こちらは外反母趾をお持ちの50代女性です。
普段のように膝を曲げていただくと親趾側がぐっと広がり、黒い小さな箱が倒れてしまいます。
歩くたびにこの動画にあるように、親趾の付け根に体重がかかり、押し広げられて、圧迫されて変形が起こっていきます。
これが外反母趾になっていく動きなのです。
例えば1日に5000歩あるいているとしましょう。
片足だけで2500回この圧迫がかかります。それを365日続けていたら‥足の形が変わってしまうのは容易に想像できます。
そのことによって身体の土台が不安定になるため、その分の負担を膝、股関節、腰、背中、首など身体の上方に負担がかかるようになってしまいます。
話を戻しましょう。
この日、この動画の動きをする足に施術を行いました。
両足で10分もかからない施術ですが、不思議と足元が整います。
その整った足で型を取り、すぐにインソールを仕上げて、それを履いて帰られたこの女性。
3週間後に歩いていた時に何気なく取られた写真が右側の写真です。
左の写真は施術を受ける前の足です。
右足の踵が内側に倒れてきているのがわかりますよね?
靴の形まで変わってしまっています。
まさか!と思われるかもしれませんが、このように靴の形が変わってしまっているほどの足の状態で歩いている方を街でもよく見かけます。
おそらく足の趾や足裏に何かが起こっているはずです。
施術はフィンランド式フットセラピーのアスケル東京さんで行っていただきました。
インソールって
インソールとは靴の中に入れる中敷のこと。
量販店の健康グッズ売り場に行くといろんなトラブルに合わせたインソールが陳列されています。
何を基準に選んでいいか迷うほどです。
かつて私もいろんなインソールを試してみました。
・足が前に滑らないようにするもの。
・かかとが抜けにくくするように靴に貼るもの。
・土踏まずの隙間を埋めるようにするもの。
・ヒール用に作られたもの。
などなど
そして、オーダーメイドも作ったことがあります。
足型を取って、数週間後にインソールが届くというものです。
ただ、自分の中ではいろんな疑問がありました。
インソールの力
前述の女性は、以前にも型取りをして作るオーダーメイドインソールを地元で作られたそうです。
痛めた膝のリハビリにウォーキングをしようと、ウォーキングシューズを買いに行った際「このインソールも一緒に使うと良いですよ」と勧められてご購入されました。
しかしそのインソールを入れて歩くと、痛みが減るどころか、もっと足が痛くなってしまうので、怖くてすぐに使うのをやめてしまったそうです。
しかし、私が発信していた足の改善の話に何かを感じられて、今回アスケル東京さんで期待を込めてインソールを作られました。
○足を整えて
○良い足の型を取り
○調整をして
○帰る時にはインソールを入れた靴でお帰りになられました
そして、その結果が前述の写真です。
現在、こちらの女性は新しく作ったインソールで毎日快適に歩かれていらっしゃいます。
よかった。よかった。
ここで間違えないでくださいね。
インソールが治したのではありません、インソールは施術をして整った足をキープするために存在しています。
そして、これを履いて歩かないと身体は変わっていかないのです。
インソールの素材・形状のちょっとした違いで、足元は変わってしまうと言うことを覚えていただけたら幸いです。