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足のタイプと合う靴のタイプ

合わない靴で出かけてみました

靴のサイズ26.5cmだと日本で女性の靴を購入するのはなかなか大変です。

2年前に購入したブーツはちょっときつかったのですが、伸ばして履けばなんとかなる!と思っていましたが、足を入れるたびに「これで出かけたら、痛みが出る」のが予想できたので、その度に履いで出かけるのを諦めていました。

今年に入り、良い靴屋さんと出会えたので、そこに持って行き目いっぱい伸ばしてもらいました。まだ革が硬かったので、ここからは歩きながら革を馴染ませようと思い、思い切って履いて出かけました。


足先の形と靴の形

どの足趾が長いかで大きくは3つのタイプに分けられます。

エジプト型:第1趾( 親指 )が一番長いタイプ
ギリシャ型:第2趾が一番長いタイプ
スクエア型:第1趾、第2趾が同じ長さで、他の指も比較的長さが揃っているタイプ


足先の形によって、足に合う靴先(トゥ)の形が変わってきます。

ポインテッドトゥ:先が尖っているもの。エレガントな靴の代表的な形ですが、エジプト型やスクエア型には足先に負担を感じる方々は多いタイプです。

ラウンドトゥ:先が丸くなっているもの。比較的足先(トゥ)に負担がかかりにくいですが、デザインが甘くなるため、シャープな服装と合わすのが難しくなります。

スクエアトゥ:ポインテッドのようなシャープさとラウンドのような足先のゆとりがあり、ファッションも合わせやすいアイテムです。

オープントゥ:足先が開いているもの。開き具合でカジュアルさとオフィシャルに使い分けることもでき、足趾(あしゆび)の圧の逃げ場があるので、足先が楽になりやすいのが特徴です。

私の足先の形はギリシャ型。ブーツの形はラウンド型でしたので、相性は悪くないはずでしたが、ブーツを履いて出かけた結果は、次のようなものでした。

左右の小指の爪の色が黒くなるほど圧迫と痛み
左足の内踝(うちくるぶし)に靴擦れ
右足の外踝(そとくるぶし)に靴擦れ
右足のかかとの外側が硬化
右足第1趾内側硬化

そして翌日

ぎっくり腰の手前の状態で仙腸関節の違和感

こんなことが起こっていました。


足はあっという間に変わる

新しいブーツでの体験歩行は、案の定とてつもない刺激と痛みだったため、途中でスニーカーに履き替えなければならないほどでした。こんなに痛い思いをしたのは久しぶりです。

ここ半年、足のことを研究し整えてきていたので、今回のブーツでの体験で、どれだけ身体が変わってしまうのかどんなところに不具合が起きるのかが良くわかります。

右足が浮き指になっていたことやかかとが前に滑っていってしまうことなども歩きながら感じていました。

次はこれにインソールを入れてまた比較してみます。


皆さんの「靴が合わない問題」を教えてください。


合わない靴を履いたその後


冒頭に書いたブーツを履いた後の足はどうなったか‥
あの後すぐに両足の小指(第5趾)の爪は内出血で真っ黒になりました。内出血ならいつか消えるのではないかと思って、しばらく様子を見ていましたが、その状態は数週間続き、ネイルサロンで見ていただいたところ「右の小指はもうすでに爪が浮いているので、間も無く剥がれると思います。靴下を履く時などに引っかかると気持ち悪いでしょうからテープで止めておくといいですよ」と言われ、テープを巻くこと2週間ほどである時爪が無くなりました。

きゃー!!!

爪がなくなったらどうなるの???

と思って恐る恐る見てみたら、その下には「あれ?これは爪?」と思うよう
な硬い組織が出来上がっていました。
「身体ってすごい!!」

その後、反対足の小指の爪も同様になり、あとは生えてくるのを待つばかり。と思っていたら、右の第4趾も部分的に爪が剥離していました。
現在、まだ剥離部分が残っているので爪が完全な形になっていません。

ここからわかるのは、靴の中で足が外側に滑っていて、それを第4,5趾が必死に止めようとしてくれていたんだなということです。
足さん趾さんありがとうございます。

これを書いているのは2022年2月25日。

たった半日の間違った行動で、こんなにも身体に負担をかけてしまったという後悔と学び。

今、新しい爪を育てながら小指(第5趾)に負担をかけないように、足への意識を高めて歩いています。


足と歩きへの探求はまだまだ続きます。


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