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ママ先生、外国語専科&2校兼務奮闘記 その8【5年生初回授業記録〜3回目までの授業案ちょこっと】

水曜日に授業をスタートさせてから、やはり疲れからか、夜に子供と一緒に寝てしまうことが多い。英語の先生は、明るくいる必要があって、そのテンションを続けるのは私にとってはハードなのだ。

初回は兼務校で5年生と6年生の授業。続いて勤務校でも5年生と6年生。それぞれの学校で1回ずつ授業が終了。5年生の記録から。

①私の自己紹介。
好きなスポーツがあるので、それに関連するグッズを持っていった。写真やパワーポイントもいいが、実際に物を用意することはかなり大事だと思っている。5年生も5年生も、I like…と、I have…を中心に5分もかからないぐらいの自己紹介をした。

②ALTによる自己紹介。
勤務校と兼務校でALTが違うのだが、どちらもパワーポイントを作ってきてくれた。出身地クイズや、好きな食べ物、家族など、子供たちにわかりやすく伝えてくれた。随所にDo you like…?と質問も入れてもらった。

③教師同士のやりとり
I like ice cream. Do you like ice cream?とALTに聞き、答えてもらう。食べ物やスポーツなど、なんでもOK。今回はスポーツにしてみた。

④教師ー子供のやりとり
③の内容で次は子供たちに質問をしていく。答えるだけなので、ハードル低め。
まずは全体に「Do you like…?」と聞き、次に個別に聞いていった。

⑤子供たち同士でのやりとり
次はペアでI like… Do you like…?を聞いていく。席をずらしてペアを変えて2回ほどやりとりをする。この時、1回だけやりとりをするのではなく、何度か繰り返しているペアを見つけたので、褒める。数人指名して立たせ、全体の場で披露してもらう。

⑥少しずつフレーズを増やす
いきなり「I like… Do you like…?」と聞かれるとびっくりするよね。どうやったらちょっと自然になるかな?と聞くと、「hello!って言う!」「名前を言う!」などアイデアを出してくれるので、追加して再度ペアでやりとりをする。子供たちがやりとりをしている間、教師はそれぞれのペアに回っていき、こちらからやりとりを始めていく。この活動後も、ペアをピックアップし、全体の場で話してもらう。

⑦レベルアップ!haveを追加。
I like soccer. I have a soccer ball. Do you like soccer?
I like swimming. I have a swimming cap. Do you like swimming?
教師とALTが、それぞれ話す。have自体は4年生で出てくるが、ジェスチャーなどをつけ、イメージさせる。haveを追加してペアトーク。
ここで、必ず迷う子が出てくる。例えば、「I like spring.のhaveが思いつかない…」教師がアイデアをあげてもいいが、私は全体にも聞いてみた。

「◯◯さんが、I like springでhaveをどうしようか迷ってるんだけど、何かいいアイデアはない?」

「I have flower」
「I have sakura goods」
など、子供達がアイデアを出してくれた。「先生、なんて言ったらいい?」と聞いてくる時は、全体に共有するといい、と先輩が教えてくれたので真似をしてみたが、試行錯誤するきっかけになると感じた。

⑧最初のペアに戻りもう一度会話をする
4、5回ペアを変えて、最終的に元のペアに戻す。すると、最初よりも会話が長く続けられるようになっている。「最初よりたくさん話せた人?」と聞くと、手が多く挙がる。


⑨振り返りを書かせる。
最後に集めてコメントを返した。

5年生2回目の授業は、基本的な流れは同じだが、ここに誕生日を追加する。月の言い方と日の言い方が難しいので、2回目は月の言い方のみ練習。この時は、my birthday is in May.
3回目には日付を追加。この時はmy birthday is on May 5th.と前置詞が変化。その違いは、2学期以降前置詞の学習の際にわかるよ!と予告もする。子供達の実態にもよるが、うまくマスターできたら、そこにI wantを付け加える。そうすると、例えば、

Hello. My name is ◯◯.
I like soccer. I have soccer ball.
My birthday is on January 1st.
I want new soccer shoes.

という自己紹介の骨組みができるようになる。ここに質問を追加したり、実物やジェスチャーを入れることで、素敵な自己紹介にしていける。

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