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tofumazeta
人に贈った手紙を手元に残すこと
私は人に手紙を書いたら
必ず何を書いたか、手元に残すようにしている。
というのも、
そもそも手紙を書く時は
入念な下書きをする。
スマホのメモ帳を開いて、
まずは一通り最初から最後まで
思いの丈を書き連ねる。
そうして、また頭から読み直して
分かりにくい表現を修正したり、
足りない思いを付け足したり、
重複しているところを消したり、
そうして何度も何度も
書いては消して…書いては消して…と繰り返す。
それも1日では書き終えず、
数日に渡って
何度も何度も
しっくり来るまで見返す。
これで今の私の思いは書き切った!と
自分で満足行く状態まで仕上がったら、
やっと紙に清書する。
ここまで全力で相手のことを想って、
自分の心を表現するから
その時に書いた手紙は
その時の等身大の自分の言葉、
相手への想いを
最大限に表現しているものになる。
だから、
そんな等身大の相手への想いを、
まっすぐで全力な愛を
忘れずに残しておきたくて
下書きのスマホのメモ帳は消さない。
また、然るべき時にそのメモ帳を見て、
相手への想いと等身大の自分を
忘れずにいたいから。
そんな私にとって手紙は
手元に残しておけるプレゼントの中で
何よりも特別で、
何よりも心温まる贈り物だ。
だからこそ、
いつも全力で書くのだと思う。
mari
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