ラストマイル感想
今作は、アンナチュラル×MIU404が共作になっておりラストマイルの世界観を創り上げている(シェアードユニバースと言われるらしい)
恐ろしい事件が起きてる中で、あの愛すべきキャラクター達が生きているのは胸が熱く初めて見た時にはなんとも言えない感情になり涙がでた。
物流を舞台にしているけど、他の職業でも通ずるところはある。
速くてすぐ届くという部分に私達は価値を感じて、そこにお金を払う
一方でサービス提供している会社は儲かることができるけれど、削らないといけないコストや身体的・精神的負担は重くのしかかっている。
劇中にあった配達ドライバーの親子の会話にもあったように働き詰めて亡くなってしまうことはノンフィクションでなく、今後起こりえることだと思う。だからこそ、仕組みを変えていく必要があるのだと。
エレナが休職してしまったこと、社訓の「すべてはお客様おために」の意味を分かってしまったから。
心が身体がおかしくなると休職したり、カウンセリングなどの処置がとられる。そのスムーズさには関心するが、やはりその前のちょっとヤバいかも、このままでは自分が壊れてしまうという状況での介入がやはり薄いようにも感じる。
今言えることは、誰かが声をあげないと何も変わらないと言うことだ。
誰でもなりうる世界だからこそ、誰か困っていたら手を差し伸べてあげられる人でありたいし、もっと優しい世界になれるように今日を生きていきたい