スマホを忘れた瞬間
ショッピングモールでお昼を摂ろうとお店の席に座った瞬間、スマホが無いことに気づく。普通なら焦るところ、この時はそうではなく安らぎが訪れた。何も困らなかったからだ。
腕時計を着け、財布には現金があり、この日読みたい本は電子書籍ではなく,この日わざわざ持ってきた紙の本だったのだ。
昼食を摂っていると、興味深いお客さんがいた。子連れの親子で食べる前に母親が子供をひたすらスマホで写真を撮っていた。そしてずっと忙しなかった。
この時スマホを忘れた私は本当にのんびりと過ごした。今目の前に起こっていることをただ見つめて余計なことも考えずただのんびりと。
買い物をするつもりではあったので、買い物リストがスマホにあることには少し焦った。けれど、思い出せる範囲の買い物で事足りた。
なぜか今私の中でデジタルデトックスの流れが来ている。
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