見出し画像

セルフお祓い6選

皆様、自分に合った浄化方法を見つけていらっしゃるだろうか。

日本人にとって最も身近な浄化、お祓いといえば
塩を使ったお清めかもしれない。

誰かの葬儀に行った帰り、家に入る前に塩で体を清めたことがある人も多いだろう。

日本神話の中にも、例えばイザナギノミコトが黄泉の国から地上に帰ってきた後、水で身を清めたという場面も登場する。

古来から伝わる方法にも様々な身の清め方がある。
そして日本だけではなく、世界中に様々な祓清め方法があり、
ネット検索をすると簡単に色々な方法に辿り着くだろう。

どれも良い方法だと思う。
どれが一番効果があるとか、ないとかではなく
大切なのは自分の心と体に最も合ったものを見つけることだ。

祓い清める方法として以下の六つを使う方法が多くみられる。

水・火・煙・風・塩・音(振動)

・水の清め

水でのお祓いはイザナギノミコトの話にもあるように、清らかな川に浸かったり。
現代社会ではお風呂に浸かる方法もある、
海岸が近ければ海に入ったり。

私自身に最も合っているのはこの水の清めで、
小さい頃からそれを体で感じていたように思う。
流れる水に手をつけているだけで、心が透明に返っていくように感じる。

・火の清め

火の清めはなかなか毎度お焚き上げのようなことをするわけにもいかないので、
一番簡単な方法はキャンドルを使った方法。
好きなキャンドルを10分くらい灯すだけというとても簡単な方法だ。
火を使って、自分にくっついてしまった不要なものをどんどん燃やしていく。

・煙の清め

煙は火の使い方に似てはいるが、お線香や香木、セージなどを焚く方法だ。
立ち上る煙が不要なものを絡め取りながら、消えゆく煙と共に排除してくれるもので、
比較的一般的な方法とも言える。
私個人はたまに試すものの煙があまり得意ではないので、ごく稀に活用する程度だが、
この祓い方がしっくり来る人は好きな香りを探して活用すると日常のリフレッシュとしても楽しいだろう。

・風の清め

これは風が吹いている日という条件が必要になるが、部屋の中ならは対角線上にある窓を両方開け放ち、家の中に風を通過させる。自分自身を清めるときは外に出て、風を感じながらひたすら風にあたるだけ。とても簡単である。
私は海風で清める方法が好きなので、どうにも重苦しいときは海まで行って風に吹かれている。風の清めは私個人の感想としては、強制的に重いものをぐいぐい引き剥がしてくれるような感覚になる。

・塩の清め

これは最初にも述べたように塩を体に振り掛けながら祓い清める方法だが、盛り塩などにも使われている。自分を守るためにポケットに塩が入った袋を忍ばせる方法もあったり、入浴の際に塩を入れたお湯に浸かる方法もある。海に入ることが好きならば、塩風呂と同じように水と塩のダブルでの清めとなる。

・音の清め

音楽が好きな人は部屋に音楽を流しておくだけでも祓い清められるとも言われている。
仏壇にあるおりん、宗教的なことに使われる鈴やそのほか音の出るもの、ウィンドウチャイムの様なものや、ヒーリングとして有名になったシンギングボウルなど、音とそこから発せられる振動を活用した清め方は、私も好きな方法の一つだ。
何も楽器が無いし流したい音楽もないよいう人は、笑い声を立てたり、拍手をするだけでもいい。音が発生した場所を中心として同心円状に広がる心地よい清めが感じられると思う。

そんなわけで、簡単に並べただけでも様々な種類の祓い清め方法がある。
その時の自分として、最も好きだなと感じる方法が一番合っている方法とも言えるので、
どれが強力だとか、どれがどういう効能がとかの情報に捉われすぎず、
好んで続けられる方法を一つ知っておくというのが重要だ。

気になる方は、他にも色々な方法があると思うので
調べて試してみてほしい。

何度も言うが、重要なのは、
それをしているときに心地よいかどうか、楽しいかどうか、
好きだと思って続けられるものかどうか、である。

他人に効果抜群な何かが、自分にも同じように効果があるとは限らない。

「私は水と音の人」
そう知っているだけで、大丈夫と安心できるのだ。

温かいサポートに感謝いたします。身近な人に「一般的な考えではない」と言われても自分の心を信じられるようになりたくて書き続けている気がします。文章がお互いの前進する勇気になれば嬉しいです。