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奈良漬って、なんだろう?

奈良漬って、あの茶色いお漬物?お酒の味するお漬物?
はい、そうです!それです!
一言で説明すると…
塩漬けしたお野菜を、酒粕で何度も漬けかえてできる粕漬け(お漬物)・発酵食品です。

奈良漬の歴史は、なんと1300年前の奈良時代にさかのぼります。(ルーツの話は改めて・・・)

noteをはじめたばっかりなので、基本的なところを紐解いていこうと思っていたのですが、なんか違うな…と感じたので、奈良漬独特のビジュアル「茶色」「べっこう色」を紐解いていきます。

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この茶色の正体は…「メラノイジン」
アミノ酸と糖質が結合してできる褐色の物質で、長期間の加工・熟成行程があるお味噌、お醤油、奈良漬などは、この反応の過程で「メラノイジン」が生成されます。
抗酸化作用、脂質の酸化を防いで動脈硬化の予防、腸内環境も整えてくれる!とにかく優秀◎

抗酸化作用というと、アンチエイジングや美肌のイメージが強いと思いますが、現代社会を生きる私たちの強い味方!目に見えないストレスに対しても有効な物質です。

遥か昔の人々は、メラノイジンなんてきっと解からないはず。
科学的な根拠や理由はともかく、日々の暮らしの中で色々なことを発見して、それが知恵となって技術となり、現代に伝えられているんだなぁと感じる毎日です。

なんだか見えない不安でザワザワしがちなココロ。
こんな時だからこそ、カラダにやさしいお食事のひとときを大切にしたいな。

この記事をご覧いただいた皆さまの
毎日がハッピーでありますように💓

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