三年と 儚い期間 だからこそ 七十二侯の noteのすゝめ|2025.小寒・芹乃栄
芹乃栄(せりすなわちさかう)
あけましておめでとうございます。
2025年もどうぞよろしくお願いします。
前回のnoteでも触れましたが、今年のお正月は倉敷で迎えまして。
実家の家族と共に新年やお正月をむかえなかったのは、感染症の影響で県をまたいだ移動の制限のあった年越しだけだったので、わたしの人生でもだいぶレア。
これも #くらしきで暮らす が徐々にわたしのものになってきているということなのかしら。
せっかく倉敷で迎える年末年始。
思いっきり倉敷を堪能したくて
忘年会で人生初ままかり寿司を食べたり
美観地区にあるお寺「誓願寺」で除夜の鐘をついたり
ぶっかけうどんふるいちの年越しうどんを食べて
美観地区の阿智神社でお年越をしたり
由加山で必死に厄払いのお願いをしてきたり。
倉敷らしさを堪能しつつも、我が家では東北らしい具沢山のお雑煮やおせち料理を作っていつも通りの味を楽しんだのもポイント。
移住って外出先が常に新鮮な出来事でいっぱいだからこそ、家のなかはできるだけどこに住んでも同じような日常が続くようにしていて。
というのも、日々の暮らしが安定して穏やかに続いているからこそ、外の世界の刺激を楽しめると思っているので。逆に、家の中まで環境を変えてしまうと疲れてしまうじゃない。
そんなわけで、わたしなりのペースでゆっくりと、でも着実に、 #くらしきで暮らす 根を張り始めた2025年。
noteをはじめて一年が経ちました
2024年の小寒・芹乃栄(せりすなわちさかう)の季節にnoteを書き始めてまるっと一年間。外部に公開確認を依頼していてまだ公開できていない記事があるのですが、なんとか季節を一周して二回目の【小寒・芹乃栄】の記事を書いています。
昨年「倉敷で二十四節気七十二侯を過ごしたら、どんなわたしになるのだろう」という自分への興味本位で始めたnote。正直、倉敷とことこをはじめとするメディアでの執筆、地域おこし協力隊として任される講演や移住関連イベント、そして日々の生活の中で約5日に一回noteを書き続けるのはしんどい日もありました。更新が遅れてしまった記事もいくつかあります。
地域おこし協力隊こそnoteをこまめに書いて正解!
それでも、七十二侯という季節の移ろいかわりを意識して過ごしたことで、
・この期間に自分がやったこと、感じたこと
・この期間にやりきれなかったこと
・次に自分は何をしたいと思っているのか
・倉敷での生活にどうやって馴染んでいっているのか
などなど、常に自分の活動を振り返って次にやりたいことを考え続けられるこの時間はわたしにとってかけがえのないものだと感じています。
というのも、地域おこし協力隊の任期は3年間。
その間に、倉敷の地での生活に根を張り、くらしき移住定住推進室から課せられたミッションに向き合いつつ、卒後の自分の生きる道を探さねばなりません。やることいっぱい。
noteを書くことはわたしにとってストレッチのようなもので、日々の調子を整えていくために必要な時間。もちろん、倉敷とことこをはじめとしたメディアでもたくさんの文章を書かせていただいているけれども、noteのように今の自分が思っていることを素直に書けるプラットフォームは #くらしきで暮らす をよりリアルに発信できる手段だと思うし、わたし自身も今思っていることを整理できる大切なツール。
noteを書き続けていたらお仕事もいただきました!
ありがたいことに、noteを読んだ方から「このnoteのような文章を書いて欲しい」と取材記事の依頼をいただくこともあって。
わたしの本質的な部分がよく見えるこのnoteを読んでくれる人がいること、この言葉たちを読んで一緒にお仕事をしたいと思ってくれる人がいるということ。本当に本当にありがたい出会いに恵まれました。
noteさん、ありがとう。
ちなみに、note経由でもお仕事をお受けしています。
上記の記事が、参考になれば幸いです。
その他、ご不明点等あれば遠慮なくご連絡ください。
2025年も、七十二侯に併せてnoteを書き続けます!
昨年の2月頃は「七十二回の更新しんどすぎ!来年は二十四節気の二十四回にするんだ!」と諦めモードでしたが、一年書いてみると意外といけるような気がしてきたので、2025年も変わらず七十二侯に併せて日々の暮らしの記録を綴っていきたいと思います。
意外といける……というよりは、意外と七十二回では足りないほどに日々ドラマが溢れていて。この日々を言葉にして残せないのはやっぱりもったいないなぁと思っちゃうんです。
なんていうか、日々のできごとってただ体験しただけでは薄れていっちゃうような気がしていて。わたしの場合、撮った写真をレタッチすることやその体験を通して感じた気持ちを言語化することでやっと、わたしの「経験」として蓄積されていくんじゃないかなと思っています。
だから「情報発信」は、倉敷での暮らしをわたしのモノにしていく過程で必要な行為で。それが地域おこし協力隊のミッションとぴったり合致したこと、本当によいミッションに出会えたなと思っている協力隊二年目。
2025年もわたしなりのペースではありますが、七十二侯の移り変わりをここに綴り続けていきますので、引き続き温かく見守っていただければと思います。
本年もどうぞ、よろしくお願いします。