2021/4/20 鳥獣戯画展@東京国立博物館
話題の「鳥獣戯画展」に行ってきた。
甲巻〜丙巻まで4巻全て、全てのシーンが見られるという貴重な機会。
本当は昨年夏に企画されていたがコロナで延期。
そして2021/5/8現在再び緊急事態宣言により再開未定です。
完全予約制ですが、予約しててもこんな感じで待ちます。
中の混雑は言わずもがな。
特に人気の甲巻は動く歩道で見るため、15分くらい待ちます。
甲巻は有名なウサギやカエルが登場する巻です。
(画像は著作権フリーのものを使用しています)
ゆっくりに感じる歩道ですが実際乗るとあっという間に1巻見終わってしまいます。
動物たちの表情豊かなこと。
第2章では世界に散らばった断簡と模写が展示されています。
断簡とは絵巻物の一部を切って展示しているもの。これを繋ぎ合わせるといま甲巻と思っているもの以外のシーンも出てきます。
断簡として分かれる前に模写されたものも合わせて考えると甲巻はなんと2巻分の長さがあったと考えられているそうです。
この辺りはぜひ再開したら見ていただきたい部分です。
今回は4巻展示されていましたが個人的に乙巻の想像上の生き物が面白かった。
獅子や龍はもちろん、玄武や漠、麒麟などまるで幻の生き物図鑑。
再開したら自分の好きな動物を探しに行くと楽しめると思います。