働くを考えることは生き方を考えること
実は先日、ゆるく始めた転職活動で1件面接を受けた
結果は不採用
ただ、振り返ると、自分が本当にその企業に惹かれていたのか、本当にそこで働くイメージがつくのか、何をしたくてその企業を選んだのか、実は自分でも100%の自信と決意のないまま応募してしまったことは否めない
これは負け惜しみでもなんでもなくて、単に、初めての環境や一から作り上げる仕事、人間関係、業界知識、その他もろもろがなんだかんだ言ってやっぱり怖かったんだと思う
そもそも今の職場に対する不満や、絶対的なキャリアチェンジへの理由も、よくよく考えたら見当たらない
単純に「現状に飽きた」「何か変化が欲しい」というだけのような気がするし、そういうものは恐らくどこの面接でも相手に伝わってしまうだろう
変化が欲しければ、新しいチャレンジの機会をもらえるよう掛け合ったりして今いる場所で実現させる方法だってあったはず
まぁ、、本当に軽い気持ちで面接に挑んでしまったことがすべての原因なわけだけど、いずれにしても私はこれからの働き方を考えるといつも葛藤してしまう
それはいわゆる雇用形態(正社員?パート?派遣?)とか時間(フルタイム?短時間?)というようなことではなく、
「結局自分は何を大事にして生きていきたいのか?」というところ
社会人としてのキャリア?家族との時間?日々の衣食住?自分の時間?
仕事だけでなく、生きていくうえで何が自分にとって一番大事なことなのかがいまだに自分でわからなくて、
「働くことは好きだし、このままワーママ頑張るよ!稼げるときに稼がないとねっ!」っていうテンションの時もあれば、「ストレスなく扶養内勤務して家での時間も増やしてバランスいい感じにしたい!子どもの成長はあっという間だし~~!」っていう日もある
ズバリ今フルタイムで働いている私は後者のほうに憧れがちではあるのだけれど、それはないものねだりのような気もするし、あと大事なポイントとして「一度短時間のパートとかで働くことに慣れてしまったら、もうそこから戻れないであろう」という怖さ。
出産を機に正社員からパートに切り替えたが、やっぱり仕事の責任の重さや残業量、プレッシャーを考えると、今正社員に戻れと言われても到底できない自分がいる。それは時間とか体力とかの物理的な理由ではなくて気持ちの面で。そこに向き合う自信を完全になくてしまっているから。
同じ原理で、勤務時間を減らしたり仕事を辞めてしまったりした後、もうパートであってもフルタイム勤務には戻れないんじゃ!?まだ健康で元気で(そこそこ)若くて働けるこの歳でそうなってしまっていいのか・・!?
という我ながら情けない葛藤の繰り返しです・・
かといってフリーランスとして自由気ままに社会人をやっていく自信もない
子育てとの両立とか家庭とのバランス云々ではなく、働き方を考えることは、あくまでもどこまでも結局は「自分はどう生きたいのか」という個人的な話であることに気づいた
幸いにも今の職場はとても理解があり、業務のバランスもちょうどいいので、子どもがある程度育つまではお世話になる方がいいんだろうけど・・フルタイムで転職するなら年齢的にもキャリア的にも次がもうラストかなというところにいるので、そんなことに思いを馳せる日が続いています
自分探しは何歳になっても続くもんだ・・