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《詩》『一輪の華』

『一輪の華』


流れ込んでくる熱い思いは
 項垂れた一輪の華に命の光を灯して
  美しく 其処に静かに宿るのです

小さな光が近づいては離れ 遠ざかり
 また小さな光が何処からとも無く近づいてくる

見つめては返す眼差しが欲しい
 季節の重さが涙にならない気持ちを染み込ませては
  また項垂れてしまう 一輪の華

願わくば 愛しい貴方に光り灯されて美しく咲き
 その胸にそっと宿る華でありたい・・・



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