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赤子が寝ない 頻回覚醒&夜泣き

私の体から赤子が飛び出して半年が経った。え⁉️もう半年⁉️本当だ春先に産んだのにもう夏が終わろうとしてるじゃん!!
育児、一日一日はびっくりするぐらいに長いし、一週間なんて土日が遠すぎて気が狂いそうになるぐらいなのに、一ヶ月は早いんですよね。
教育本読まないし母乳は早々に諦めて離乳食は初手からベビーフード、可愛いフォトとか素敵なベビー服とかほとんどやらず、とにかく「赤子が健康で私が元気であること」だけが満たせればいいと思っている意識低め育児ですらも、こなすのが精一杯で、日々新たな対応に追われるばかりの半年でした。

子供を持つまでにも色々あったけど、当時渾身の恨み節で書いていたnoteを読み返しても驚くべき事にその時の気持ちや考えていたことが、書いてあること以外はな~~~んっも思い出せないんですよ。
子育てで素敵な瞬間は写真撮ったり皆で集まったりしていて心にも記録にも刻まれているけど、しんどくて辛かったけど頑張った事っていうのは、書き留めておかないとあったことすらも私の中から消えてなくなってしまうんですよね。
普段の嫌なことって忘れてしまえばいいんだけど、ただ「子供を持つ」「子供を育てる」というのは、苦労も含めて私の人生においての大きな決意と決断だったので、誇りを持って忘れたくないな…というのとこんな苦労してんのに夫以外に私が血涙流して頑張っていたことを知られないのかよ…という承認欲求をもってして記録しておきたいと思ます。
つわりを許さないと誓いお産で死にかけた妊婦が無事母となったが、今度は赤子が寝なくて発狂している編です。
これは夜泣きが辛い人が読ん自分だけじゃないんだ、って心が少しでも楽になればいいなと思って書いているので、決して夜泣きの解消方法に言及するものではありません。いろんなことしてるけどだいたい敗北しております。

最初は割と寝てた

ウチは夫が2週間×2の育休をとってくれたので、本格的なワンオペが始まったのが生後二ヶ月後半から。
昼夜の区別がつくようになった三ヶ月は夜はまあ普通に寝てくれる赤子だったんです。
昼寝は下手くそで抱っこか添い寝で常にトントンし続けても30分ぐらいしか寝てくれなかったんですが、ベビーカーで歩いてると何故か連続して寝てくれるのを発見。気候の良い春~初夏だったこともあり一日1~2万歩散歩して赤子の昼寝時間をどうにか確保してました。産前より10キロ太ってたんでダイエットも兼ねてたし、夜は自由時間がある程度担保されていたのでそんなに辛くなかったですね。この時に区の子育て支援センターには軒なみ行って、良い施設、肌に合わない施設、明らかにこれはあかんやろ…!っていう施設などに触れることができて面白かったです。それもどっかでまとめたいけど需要が局地過ぎるよな…。
昼に出かけて支援センターで赤ちゃん見てもらいながら弁当食べて、遅くとも17時までに帰ってきて18時半にお風呂、19時半に寝室でミルクしたら上手く行けばそのまま寝落ち、ぐずったら抱っこで寝かしつけ。0時のミルクまで爆睡、飲んだら即寝。早朝4~6時にまたミルク、もっかい寝て8時に起床。という手本のような睡眠でした。最初の寝付きが悪くてグズることとか、早朝にそのまま起きちゃうこととはありましたが、まあしんどいと言ってもそのぐらい。この頃は「ネントレ」なんて聞いても(そんなん赤ちゃんによって違うし無理したってな~)ってぐらいの認識でした。

夜泣き、襲来

ワンオペにもちょっと慣れてきた生後4ヶ月初め。この頃は母乳は枯れ果て完全にミルク。夫は育休の反動と繁忙期が重なって夜は23~0時帰りでしたのでマジでフルワンオペ。(ちなみに夫はここで私をフォローできたなかったために後で発狂した私にボコボコにされてエラい目あってますので、世の旦那さんは生後4ヶ月で深夜帰りなんてことは絶対にするなよ)ここで突然の変化が訪れます。
ミルク大好きマンだったのに、突然寝る前のミルクを拒否。立って抱っこしながらゆらゆら揺れないと飲んでくれなくなりました。それに伴いミルクでの寝落ちがなくなって抱っこを数十分頑張らないと寝かしつけができなくなり、(あれれ~?なんかおかしいぞ~?)って心の中のコナン君が首をかしげていました。そんな~コナン君。確かにちょっと手間取るようになったけど、赤ちゃんって日々進化するし寝付きが悪くなることだってあるんじゃない~?と最初は甘く見てたんですが、これが地獄の始まりでした。

突然やってきた深夜の大型夜泣き。2~3時からギャン泣きで抱っこしてもミルクしてもおしゃぶりしても大号泣が二時間。これが週に2~3日始まります。具合が悪いわけでもない、朝は起きたらご機嫌。就寝の時間を早めてみたり遅めてみたりしても防げない。
大型夜泣きがない日でも、一時間ごとの頻回覚醒グーグー寝息を立てていたのに突然ワッ!と泣き出す。トントンやミルクですぐ寝る場合もありますが、抱っこじゃないと寝ないときも。
いわゆる、「睡眠退行」と呼ばれる時期でした。脳が発達してきて、寝ている時におこるフラッシュバックで起きちゃうらしいですね。ごろごろ寝てるだけの赤子のくせにいっちょまえ過ぎる…。

そうなってくると、親はいつ泣かれるか常に緊張しているので全く寝付けないんですね。エブリデイでオール明けのテンション。目はギンギンに冴えているのに頭は熱をもってぼーっとしている。
我が子は前述の通り昼寝も30分程度で常に横に添い寝してトントンしている必要があり、すぐに泣き出す赤子が横にいると緊張感もあって私も神経が冴えて眠れない。家にいるに「布団があるのに眠れない」という状況が辛くて気が滅入ってくるのでとにかく外に出て、ベビーカーで昼寝をさせて、起きたら支援センターに行く、という生活をしていました。
睡眠不足で神経がピリピリしていて、他人と会っている時は気も張っているので平気なんですが、夫に対してだけ地雷原みたいな状態になっていて、突然ヷ―!と泣き出したり、怒り狂ったり、もうなんていうか自分でも制御ができなかったです。二週間細切れ4時間睡眠で過ごすと、人って手負いの熊みたいな状態になるんですよ。知ってましたか?
夫自身も仕事と夜泣きで寝不足でそんな私をフォローできるような余裕はなく、怒鳴りつける私、黙りこくる夫という地獄のような関係でした。

それでも週末は夫に寝かしつけや夜勤を変わってもらったりしたんですが、まあ同じ家にいるんで泣き叫んでると聞こえてきて、そうなるとせっかく一人でベッドで寝かせてもらっているのになんでか私もボロボロ涙が出てくるんですよ。赤ちゃんが夜泣きをするのはしょうがないことだと昼間は思えるんだけど、眠くて眠くてたまらない夜に耳がキンキンする泣き声にさらされ続けると本当に精神が摩耗してくるんですよね。コールセンターでクソみたいなクレーム対応していた時期と全く同じ精神のすり減り方でした。
夜勤を変わってもらうと夫もへとへとになるんで、そうなるとシンプルに互いに疲弊しつくしていました。せっかくツーオペの土日も交替して昼寝して家事したら終わり。私は育休とっているのにこんな状況で情けなくてまたそれも精神を追い詰めるんですよね。今考えればいいから寝ろ、って感じなんですけど、そんな鷹揚に自体をとらえられないのがすいみんすいみんすいみんぶそく!なんですね~。

人見知しり・場所見知り、開始

その時使っていたのが産後ケアです。日帰りで助産院やケア施設に行き、赤ちゃんを預かってもらってその間ママは昼寝したりして休憩をできるサービス。有名な所だと葉山マームガーデンとかを芸能人がよく使ってPRしてますが、あの産後ケア一泊6万円とかするんで全く現実的じゃないんですよ。無理して数泊しても帰ってきた時との落差がすごすぎて発狂しかねない。
私が通ったのは区の助成が出るもっとアットホームなやつです。我が区は一回1500円で10時~15時までランチ付き。お昼代だけで見てもお得なので使うっきゃない!って感じの助成でした。
ワンオペ始まった3ヶ月ごろから利用していて、1週間に一度のリフレッシュとして使ってました。4ヶ月ごろの睡眠限界期にはもう毎日行きたかったんだけど予約がなかなか取れなくて、寝かしつけしながら片手スマホでずっとキャンセル待ちをタップしては更新しまくってました
がですね、4ヶ月入ったころのある日の産後ケアで、突然赤子が爆泣き。助産師さんがずっとおんぶ紐してくれたりミルクしたりおしゃぶりしたり手は尽くしてくれているのに、ず~~~~~~~~~~~っと泣いているんです。2時間ぐらい自分の子の泣き声が聞こえているのに耐えきれなくてお昼の時に見にいったら、私がいると泣き止むんですよ。お昼食べている間はニコニコ、なのにまた午後に寝にいったらず~~~~~~~~~~~っと泣いている。助産師さんは気にしないで、って言ってくれるけど、個室のベッドで遠くで泣き声聞いているとまたゴンゴンに涙が出てきてまあとても眠れないんです。それでも無理やり目を閉じてたけどさ…。
その日だけ調子悪かったのかな?と思ったんですが、その後同じ施設でまた数時間爆泣き、他の施設ではあまりに泣くんで赤子を返されました。おもちゃもテレビもない個室で赤子と二人きり、もう家の方がマシだが?って感じになり、産後ケアは助成チケットを余らせた状態で卒業……。
4ヶ月での人見知りは結構早いらしいんですけど、そういう事もあるのでみんな産後ケアは早めに使い切ろうな。生後2~3ヶ月に大事にとっておかずにガンガン使ってりゃよかったって後で泣いた私の分も使ってくれ!!!

初めての風邪

そんなタイミングでね~赤子が初めての風邪をこじらせました。熱は出ずそこまで悪化はしなかったんですが、まあ咳が酷くてずっとゴホゴホ言っている。そうなると、どうなると思います?
まずはね~せっかく寝てるのに咳で起きるんです!そもそも30分~1時間半ぐらいで夜泣きしてるのに咳で起きられるともう10分刻みとかなの!赤子も眠くてさらに泣くの!声を枯らして泣くの!そうするとますます喉が悪くなるの!
でね~、さらに親にも伝染るの!至近距離で飛沫を浴びて伝染らないわけがないの!そうすると寝かしつけの時にね、私の咳でも起こしちゃうの!だから自分の咳を我慢して我慢して、赤子が寝たのを確認して走って風呂場いって思いっきり咳するの!咳って我慢し続けてからするとね、唾液がゴボゴボ出てめっちゃえずいてゲロまで出るんだよ!知ってたかな?
眠れない赤子が可哀想で可哀想で、自分も眠くて眠くて、寝かしつけ終わって部屋を出て、でもどうせすぐ起きちゃうからリビング行っても無駄だし暗い廊下に座り込んで泣いてた。泣き声で起こしちゃうので声はたてずにひ~ひ~泣くの。親が夜泣きするんか~~~い!
でね、更にメンタルの頼みの綱だった子育て広場にも遊びにいけなくなるの。手足口病やらマイコプラズマやらが流行っている時にゴホゴホする親子が遊びにきたら(いや帰って治してから来いよ!)って私でも思いますからね。というわけで死んだ顔しながら赤子と家で二人っきり。や~~~この時期がいっっちばん辛かった!!

遅ればせながら赤子睡眠本を読み始めた

限界夜泣き、もうどうにもならんので、寝かしつけ本を読んで学習することにしました。遅い。
いやでもさ、「睡眠退行」って一週間~一ヶ月で終わるってネットでは書いてあったし、風邪のせいもあったから「これさえ治れば」って思ってたんです。だけどその全てが落ち着いても、なんか夜泣きが収まらないな~あれれ~?おかしいな~~?って再びコナン君になったんですね。
Youtubeの寝かしつけ動画とかも見たけど、「セルフねんね」とかで検索すると何もせず明るいお部屋で「ほにゃあ、ほにゃあ」みたいなか細い声を少し出してからすやっと眠る赤ちゃんを見せつけられて羨ましすぎて気が狂いそうになったり、マジのギャン泣きするのを必死に寝かしつけしている動画では結局ネントレ失敗していてやっぱり心を砕かれたりしたので、Youtubeは見ないことにしてました。
赤子はホントに個性があって個別の事例はあんま参考にならないので、なにか指針にするなら一般書籍が良いだろうと思い夫と本屋へ。
とりあえずベストセラーという帯がついた本を何冊か買ったんですが、概ね言っていることは一緒だけど微妙に指示が違う、って感じだったので指針とする本を一冊定めることにしました。下記が一番基礎的でフラットだな~と思ったので「ぐっすり眠る 赤ちゃんの寝かせ方」を我が家の基本としました。

これを夫と熟読して、睡眠環境を整えを開始。部屋を真っ暗に、ホワイトノイズをかけ、親が見ていなくても安心できるように余計な棚や物は全て片付け、温度計をつけて快適な温度をキープ。
そして抱っこ一択だった寝かしつけを、最初の10分は床でネンネの練習を挟むようにしました。そもそも一分でも早く寝て欲しい状況で10分も泣かせるのはなかなか精神に来ましたが…。この10分床で寝かしつけ、2週間ほど続けるとかなり成果が出まして、結果としては抱っこ寝かしつけの卒業はできました!お布団において、トントンしたりおしゃぶりしたり外したりブランケットかけたり頭撫でたり足もんだりとかでなんとか寝かせられる。うちの赤子、4ヶ月時点で7キロ後半ビッグベビーだったので、抱っこ回避できるようになったのはかなり楽になりました。(もちろん本格的にグズったら抱っこは必要ではあるんですが…)
昼寝も暗い部屋ですることにより、3回に1回ぐらいは介入なしで1時間ぐらい寝てくれるようになったり、だいぶ手応えを感じることはできました。
しかし昼寝を整えても夜泣きの頻度は変わらず、細切れ4時間睡眠は続きます。

ベビーシッターさんを呼べ!

限界に限界を重ねる日々を三ヶ月。もはやランナーズハイ。もともとロングスリーパーだったのに細切れ4時間睡眠で生活できるようになってきた。そんなふうになりたかったわけじゃないんだけど。。。。
知り合いのママ友とかにたま~に愚痴ると「ウチは寝たら朝まで起きないな~」とか「ウチも夜泣きあるよ~!こないだ久しぶりに朝6時に泣かれて辛かった~」とか聞くと羨まし過ぎて死にそうになるんで、人に愚痴ることもできず…。
そんな中で私の無限愚痴を投下できる場所、それがTwitterでした。ムリムリムリムリ辛い辛い辛い寝てくれ寝てくれ寝てくれと無限に書いていることにより淀みを吐き出してすっきり。そしたら優しい優しいフォロワーさんから励ましてもらったり、同じような方から「ウチもだよ~」って声かけてもらったり、なんと遠くに住むフォロワーさんが顔も知らない私に「夜泣き辛いですよね、頑張っていて偉いです!」ってコーヒーチケットをくださったこともあった。その日はなんか初めて夜泣きで頑張っていた夜が報われた気がして、ゴンゴンに泣いた。そのチケットで飲んだコーヒー、人生で一番あったかかったです。
さらに、心配してくださった同じ区に住んでるフォロワーさんからDMをいただきます。「私達の区、ベビーシッター助成ありますよ。それ使えば少しはお休みとれるし、夜の対応の依頼も可能です」
ベビーシッター!!!
区で助成が今年から始まったばかりで、使っている人を見たことがなかったので検討していなかった。あと家に他人を入れるってどうなるんだ…?とか、1人育児ごときで頼んでいいのだろうか…?とか、無意識の抵抗感がなんとなく遠ざけていたんですよね。いや寝てね~んだから寝るために頼むべし!!おすすめされたその日に、フォロワーさんも使っていたポピンズシッターさんに利用登録をしました。
えいや!で頼んでみた30代の保育士歴10年のシッターさん。お家にきた瞬間に赤子と笑いながら遊んでくれ、離乳食やミルクもちょっとお話しただけで「ではこちらでやりますね」ってあっという間に把握してくれて、難関かと思った昼寝の寝かしつけもあっさりしてくれた。赤子も自分の家なので人見知りもせず、あっさりシッターさんに懐いてケラケラ笑っている。
私は最初はそわそわしながらも別室にいたんだけど、その間にしたかった衣がえ、お風呂掃除、段ボールの仕分け、などをガツガツ進めることができました。それでも時間があまったので赤子がきゃっきゃ遊ぶ声を聞きながらぐっすり昼寝。夫や母に預ける時は少しある心配が「プロに任せている」安心感でまったくない。「お金を払って依頼している」ので罪悪感もない。物凄くよく眠れました。ほんの三時間のシッティングだったけど、赤子もマンツーマンでしっかり遊んでもらえて、その後は回復した私がめっちゃ遊んであげられたので「子どもに申し訳ない」という気持ちもぜんぜんない
これは、最高だ!!!!
年間144時間も無料枠があるので、産後ケアの教訓を活かして足りなくなるまで使ってやる!というつもりで頼みまくっています。昼に自由時間が確保されたおかげで体力だけでなくメンタルも回復したし、おかげで土日も昼寝しなくてもやっていけるようになったので家族三人で出かけたりする余裕も増えた。夫も私の不機嫌や不安定に振り回されることが減って、すごく優しくなりました。「母の元気が一番大切」って何度も言われたけどこれはまじで本当です。妻が元気なら家全体に余裕が出て、夫も自ずと優しくなれるのだ、だから母のメンタルと体力回復を最優先にすべきなのだ、へけっ!

Twitterがあってよかった、夫がいてよかった

と、いうわけで夜泣き辛かった編です。
このあとシッターさんのお陰で正常な脳みそを取り戻した結果「こんな寝ないんだから、赤子のためにもネントレするべきでは?」という結論にいたり、赤子と一緒に頑張った結果、だいぶ睡眠が改善しました。まだ大型夜泣きはあるし夜中数回起きるけど、3時間以上でまとまって寝てくれるようになったので本当に楽になった。深夜から朝までは5時間以上寝てくれることも当たり前になりました。すごすぎる。
そのおかげでずっと書きかけだったこの記事をやっと完成させることができました!ネントレ結果もどこかでまとめたいな。

とにかく全ての愚痴はTwitterに書いていて、全世界の頑張ってる新米お母さんと繋がっていたからこそ発狂せずに済んだ
深夜に一時間抱っこしてようやく寝かせたのに着陸失敗して大泣きされて呆然とそれを眺めてた時、現実逃避にスマホ開いてTwitterのTL見たら「何しても泣き止まない」「眠すぎ…どうか起きないでくれ…」みたいなつぶやきみて、この真っ暗闇に1人じゃないって思えたからもう一度抱っこしてあげることができた。そんな夜が何度も何度もあった。
正直このSNSがなければ失踪したり虐待したりしていてもおかしくないって思うぐらい暗い気持ちだった。
夫にも何度も助けられた。毎日必ず帰ってきたら今日の赤子の様子と、私がどんなことが辛かったのか、何度夜泣きしたのか、ちゃんと聞いてくれた。
この時期彼が激務なのは最初からわかっていたし、こちらは育休中だから私がやるべきだとは思ってたけど、もう無理って涙が出てくると夫は飛び起きて駆けつけてくれて、泣いている私と赤子まとめてあやしてくれた夜は忘れない。赤子の泣き声では寝てられるけど、妻の泣き声には飛び起きられるの、夫として高性能だな…って思ってた。
まあ何度も喧嘩もしたけど、毎度ちゃんと逃げたり否定したりせずに子育てとちゃんと向き合ってくれたから、二人で育児してるおかげで孤独感に蝕まれてしまわずに済みました。

というわけで、何の解決も学びもない「夜泣き辛い愚痴」でした。
まあでもこういうナマの感情って今書いておかないと忘れたちゃうんで…。
はあ、書いてスッキリした。夜泣きのママさん、深夜に孤独で辛くて眠くてどこかへ消えてしまいたいって思っていると思うけど、同じ夜空の下に同じ思いで頑張っているお母さん達が一緒にいるんだって、それだけは忘れないで欲しい。みんなTwitterをしよう。(Xが正式名称ですが私は「ずっとTwitterって呼ぶ」っていう誓いを立てていますので未だにTwitterをTwitterと呼んでいます)
あと夜泣きのパパさん。妻のメンタルの限界を支えられれば「一緒に頑張ってくれた頼れる夫」になり、ここで無視したら「いないほうがマシな同じ家に住んでる男」になります。仕事でも夜も土日も徹して頑張らなきゃいけない場面あるように、子育てにも全てを犠牲にしても頑張らなきゃならない場面がありますのでぐじゃぐじゃ言い訳せずに子どもの親でいたいなら一緒に頑張りましょうね。(いろんな友達の夫を見てきた菩薩顔)

全世界の赤ちゃんが、ぐっすり眠って幸せな夢を見てくれますように。


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