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紫波町図書館

最近のマイブームは学食の河本です。
日替わりカレー「ハヤシライス」って、カレーなんですか?
ハヤシライスはその辺どう思ってるの?大丈夫?言いたいことあるなら口に出した方がいいよ。


というわけで後期の授業が始まりました。
学生の皆さんに再会できるのは嬉しいですが、後期は非常勤を含めて週に10コマの授業があるのでバタバタです。
忘れないうちに夏季休暇期間の図書館訪問をまとめようと思います。

岩手県に初上陸し、紫波町図書館に行って参りました。東北新幹線かっこよかった。

紫波町図書館のロゴ(小さい)

紫波町は「オガールプロジェクト」という名称でまちづくりを実施している地域です。
今回伺ったのは、紫波中央駅の目の前にあるオガールプラザと呼ばれる施設で、図書館の他に飲食店、病院、マルシェ、子育て支援センターなどが立ち並び一ヶ所に集まっていました。各施設に囲まれるような形で整備されている細長い広場にはバーベキューができるスペースもあり、いい匂いが漂ってきます。。

図書館入口

紫波町図書館は、紫波町情報交流館と同じ建物に入っています。情報交流館はエントランスがオープンスペースとなっており、グループでおしゃべりをしながら勉強している学生を始め様々な年代の方がいらっしゃいます。屋内のイベントはここを使って行うそう。2階にはバンドの練習用音楽スタジオやメイカースペースのような場所も整備されています。

1階エントランスの奥に進んでいくと、紫波町図書館です。
入ると手前から児童スペース、YAスペース、カウンターがあって奥が一般向けのスペースとなっています。

ひとことコメントコーナー


入り口にはひとことコメントコーナーがあり、「あなたにとって図書館とは?」というカードに利用者が書き込んだ様々なコメントシートが貼り付けられていてとても興味深いです。「居場所」「安心できる」「宝さがし」などなど。もう楽しいな。。

今回は個人的な見学のつもりでアポを取らずに行ったのですが、紫波町図書館の名物(?)司書、手塚さんがいらっしゃったので声をかけてしまいました(先日LRG『「市民の図書館」から「市民と図書館へ」』を読んだばかりです!)。
するとアポなし人にも非常にウェルカムで、一緒に館内をまわりながら2時間以上もお喋りに付き合っていただきました。すごい。このすごいところは、手塚さんのお人柄や話術もさることながら、「利用者と話をする」ということを仕事の一つとして当然視していることにあります。日頃からこうやって利用者とつながりニーズを調べているんだろうな、と肌で感じます。

それだけでなく、紫波町の図書館員たちはとにかく外に出るなあと感心しました。行った時期の展示は「NEW OPEN しわぐるめ」というもので、コロナ禍以降に紫波町で開店した地域の飲食店に取材を行い、お店や店員の皆さんを紹介するといった内容でした。展示担当の図書館員が業務の一つとして地域の人とつながりに行くんですね。


図書館員は、人と情報をつなぐ、人と人をつなぐ仕事だ、というよく聞く決まり文句がありますが、こういうことかと腑に落ちました。人をつなげたいなら、自分の地域にどんな人がいるのかを把握して、まずは自分がつながっていかないといけないという心意気を感じます。それを楽しめる人は図書館員に向いているのでしょうね。大変勉強になりました!面白かった〜


初盛岡冷麺

あと初めて盛岡冷麺を食べたらめちゃくちゃ美味しかったです。盛岡冷麺には、梨が入っている!!

記録しておきたいことが溜まっています。ではでは〜

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