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テレポートとお姫様〔#8〕

舞台は戦国時代。女性は長髪に着物、男性は腰に刀を携えている。

私は城の一画の部屋にいて、女性陣で噂話をしていた。

密かに、テレポート技術が開発されているらしいのよ

テ・テレポート!?

外から明かりは入ってきているが、城の部屋はそれでも薄暗く、なんとも不気味な話だなぁと思う。

すると、次の瞬間、

赤ちゃんが突如、私の腕の中に現れた!!!急いで抱きかかえる。

もしかして、テレポートで!?一体どこから!?

あらあら、でも可愛いわねぇ、とみんなでとりあえず赤ちゃんを抱っこしあう(笑)

場面が、城の中心部に移った。

時代にそぐわないが、室内に大きなテレポートの機械が導入されている。

小さい仮設イベントステージのように金属の骨組みがあらわになっていて、

中央のステージ上に、エレベーターのような箱がある。

見張りの家臣たちがいるが、ふざけて機材に触れたり、

「おい、うかつに触ると飛ばされるぞ~!」などど笑っている。

突然、お姫様が、着物の裾を両手で捲し上げ、凄い剣幕で走って部屋に入って来た

「ひ、姫様~!!!」

姫はそのままの勢いで、機械に乗り込んだ。

家臣たちは、姫の様子に圧倒されて一瞬言葉を失ったが、はっと気づき、

「姫・・・これは、5kgまでしか運べないのです」と伝えた。

それを聞いた途端、

姫は大きな声で泣き崩れた。



(好きな人が、遠いところにいるのかな・・・・)

私は、ぼんやりと、その光景を上から眺めていた。





おしまい。

戦国ロマンス?笑の夢日記でした。

この姫の気持ち、分かります。遠距離恋愛辛いですよね。

ちなみに、姫は黒に、白と、どピンクの柄が入った着物を着ていました。ファンキーですね。

姫の未来を祈ります。

夢日記や、私の遠距離恋愛エピソード↓もぜひお楽しみください。



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