初めての海外での発見(カナダ)〔#14〕
約15年前のことです。自己紹介にも書きましたが、人生初海外はカナダでのホームステイでした。
記憶は薄れていますが、初海外ならではの、強く印象に残っている発見をここにまとめます。
読み返すと、海外にわざわざ行かなくても学べるよね・・・?という内容ばかりなのですが(笑)やっぱり生身で学ぶ面白さ。気持ちが若返ると思います笑
ホームステイ概要
・期間:8月の3週間
・ホストファミリー:カナダ出身パパ、フィリピン出身ママ、息子3人(7歳、5歳、3歳)
*トップ写真は3歳の子です。良い写真撮りました!
*このフィリピン出身ママを通してカナダにいながらフィリピン人コミュニティにも入れて頂いたのが良い思い出です。いつか書けたら嬉しいです。
・ステイ先の地名:バンクーバーから船で行く、Gibsons(キブソンズ)という人口約4,600人の町でした。
発見1. 大きな気付き@空港
一番の驚きはバンクーバー空港に降り立った時に起きました笑
まず、「え!?普通に歩けるんだ!!」
いや、もちろん宇宙空間じゃないのは知っていますが、別大陸の遠い外国となったら、ふわふわするのかもと思っていたんです。
次に、「え!?普通に空気吸えるんだ!!」
ええ、もちろん宇宙空間じゃ(省略)、ですが割と本気で空気が薄いのかもと思っていたんです。
実体験するまで信じないタイプみたいです笑 日本が島国じゃなかったらこんな疑いを持つ事はなかったのでしょうか。ちなみに共感してくれる人に会った事がありません・・・。
発見2. Matthewがマシューではない
事前にホストファミリーの名前は覚えていきました。長男7歳の名前はMatthew(マシュー)だと。
この時代、タレントの藤井隆が「マシュー」という金髪キャラでバラエティ番組を持っていました。私は、Matthewは、マシューだと思っていました。
ピックアップポイントまで迎えに来てくれたホストマザーとマシュー。ホストマザーが「Matthew、シートベルト締めて」と言う時の発音に心から驚いたのです。
マシューではなくて、マァθjuでした。全然違う!!!
Matthew(発音記号:mǽθju) の「θ」は、舌の先を上の前歯で軽くかむ感じに当て、その隙間から「ス」と息を出す。(「ズ」と出せば「ð」の音になる)カタカナでは表せない音。参考リンクを載せておきます。
それまで、まともに「θ」の発音練習をしてこなかった事を恥じ、家族の名前だったのでそりゃ必死に発音しました。いい練習でした。
他にも、「Do you have any アラジーズ?」と聞かれ、え、アラジン?と理解できず書いてもらい辞書で調べたところ「Allergies (allergyの複数形、発音記号:ælɚdʒi)」でアレルギーの事を聞いてくれてたんです・・・。アレルギーが「アラジー」だなんて知りませんでした。こんな発見はたくさんありました。終わりのない英語学習、似た様な気付きは未だに絶えません。
発見3. オップスの意味
3日目位でしょうか、ホストマザーがしょっちゅう「オップス」「オップス」と言っていることを認識しました。真面目に何事?!と思って結構ビクビクしていました笑
段々、状況的に「おっとっと」みたいな掛け声だと分かりました。どこで正確な発音やスペルを学んだのかは忘れましたが、こんな初歩的な事も当時知らなかったのです・・・。もっと映画とか見ておくべきだったんでしょうね。
しかもオップスではなく、「ウプス」「ウ-ップス」です。
oops(発音記号:ˈʊps(米国英語), u:ps(英国英語))
最近は分からない発音があったらYouTubeに聞きます。
発見4. どっちがいい?と聞かれた時の正解
ホストマザーに「明日、ショッピングセンターに行くのと、海岸行くのどっちがいい?」と聞かれました。私に合わせるつもりで聞いてくれていました。
私は、(そんな、居候の私の事なんて気にしないで!)「どっちでもいいよ(Whichever)」と言いました。
すると、ものすごく怪訝な顔をされ、どっち?とまた聞かれたのです。
不快にさせたポイント(?)は2つだと思っています。
① Whicheverってちょっと「好きにして」みたいな表現
② 私がどうしたいのかが知りたいんだから答えるべき(「遠慮・謙虚」の感覚は共通とは限らない)
こういう事態が身に迫った時は、もう決めの問題です。
この時は焦って、えっと、じゃあ海岸!と言いました。
これ以降、どっちでもいいという言葉が出そうな時は、一応心の声に耳を傾けつつ、無理矢理どちらかを言うようにしています笑
今だったら、もっと質問など会話をしながら堂々と選択したり、もっとスムーズな「どっちでも良いよ」の表現を使えたかも?と思いますが、謙虚さが常に美徳とは限らない、基本どっちかはっきり言うように気をつけています。日本人との会話でも、どっちでもいいと言わない様に気をつけてます・・・。
発見5. 都会の空が狭い理由
Gibsonsは自然が多く、のどかで、どこへ行っても空が見渡せました。
*近所の公園の滑り台の上で丸かじりしたリンゴ越しの風景(プリントアウトした写真があったので、それを写真に撮りました笑)
私は広い空について、「やはりカナダは国の面積が広いから、見える空が広いんだなぁ」と思い込んで、感動していました。(高校生とは思えないバカさ)
しかし、ホームステイ期間中、バンクーバーの街中へ行く機会があり、気づいたのです。高い建物が空を狭めているんだと。目からウロコでしたし、気付いた時、日本でもそうじゃん・・・と自分の考える力の低さを身にしみて恥ずかしくなりました。*これも共感してくれる人に会った事がありません笑
後に北海道へ旅行に行った際、カナダのような広大な大地と広い空を見ましたが、面積には関係していないとその時は知っていましたよ・・・!
おしまい(^o^)ノ
ホームステイ・カナダ云々より、常識的な事に関する気付きが多くて、ちっとも参考にならない内容だったかもしれません笑
人生で初めて海外に行く時、みなさんは、どんな発見があるのでしょうか。行く国にも寄るとは思いますがとても気になります。
夢日記以外に、こういった海外体験の記録も書いていきたいと思いますのでぜひ楽しんでいってください。