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花粉の季節におすすめのハーブ療法
毎年、春が近づくと花粉の季節がやってきますね。
花粉症の方には辛い季節。
くしゃみ、鼻水、鼻詰まりなどのカタル症状に悩まされることも多いと思います。このようなアレルギー体質の方には、ハーブで体質改善をすることをおすすめします。
ハーブ療法を始める時期
そもそもハーブはお薬と違って、働きが優しく、ゆっくりと力を発揮してきます。
だから花粉症になってから使うのではなく、花粉症の季節が始まる2〜3ヶ月前からハーブティーを飲み始めるのが基本的な考え方です。
例えば、1月から症状が出始める場合は、10月か11月ごろからハーブティーを生活に取り入れ始めてください。
花粉の時期が終わったら、一旦、飲んでいるハーブをお休みするのこともポイントです。
花粉症におすすめのハーブ
一押しの花粉症対策ハーブは3つです。
◆ネトル
アレルギーなどの体質改善には一押しです。浄血作用があり、ゆっくりと体質を整え自己免疫力もアップしてきます。栄養も満点なので、丸ごと食べるのもオススメです。
◆エルダーフラワー
欧米では「インフルエンザの特効薬」と言われるほど、風邪や花粉症の症状に良いハーブです。味も甘い風味で飲みやすい優しいハーブです。
◆ローズヒップ
ビタミン補給をしてくれるローズヒップは欠かせません。
カタル症状や炎症で体力が落ちている時には、ローズヒップでビタミンCをしっかり補給しましょう。
ハーブの活用法
上記3つのハーブをブレンドして『ハーブティー』で飲む方法が一番簡単でオススメです。
ハーブティーの作り方
ポットに以下のドライハーブを入れ、180mlのお湯を注いで蓋をして、5〜10分ほど抽出してゆっくり飲みます。
①ネトル 小さじ2
②エルダーフラワー 小さじ2
③ローズヒップ 小さじ 1/2カップ1杯のハーブを1日1〜3回、花粉の時期が終わるまで続けてみましょう。
味も美味しいので、心と体が温まりゆっくりと働きかけてくれます。
評価
ハーブ教室を始めて10年以上になります。
花粉症の生徒さまには、必ずこの『ブレンドハーブティー』をオススメしていますが、なかなか成績が良いようです。
人によってはすぐに効果が出て「症状が軽くなった」・・と言われる方もいらっしゃいます。
個人差があるので、なかなか改善しない方もいらっしゃいますが、数年続けることで、今年の花粉症はなんだか楽だな・・・と少しずつ改善していく様子も伺えます。お薬を飲まなくて良くなったというお声も聞かれます。
ハーブは特効薬ではありませんので、ゆっくりと体質を改善して優しくサポートしてくれます。
ハーブで心のストレスも癒されながら、ゆっくりとハーバルライフを楽しんでみてくださいね。
スクールでは、ご自分でブレンドするのが面倒だという方に『春うらら茶』というブレンドも置いています。お越しの時はご覧になってみてください。
ハーブって優しくて幸せ♪
《著者プロフィール》
入江 泰子 (Yasuko Irie)
マリアリーフ「福岡ハーブとアロマの学校&ケアサロン」代表
詳しいプロフィールはコチラをご覧ください
正看護師・女性起業家
ハーブとアロマの講師&セラピスト
SMC行動医学療法セラピスト
株式会社マリアリーフ 代表取締役
日本メディカルハーブ協会認定校
日本アロマ環境協会認定校