やりきった感
「謙虚でいること」と、「自分を認め続けないこと」は違う。
芸術は特に「一生勉強」精神が求められる。ある意味正しいと思うし、人によっては、捉え方によっては、苦しく感じる人もいるんじゃないかなと思う。
以前も書いたように、私の夢はヴァイオリンの先生になることだった。
そして今、ありがたいことにこうして演奏でお仕事ができている。小さい頃の夢は、叶えられた。そんな今の自分が感じるやりきった感を、一旦、「ここまでよくやったね」と素直に認めてあげる。そのことではじめて、これからの人生へのエネルギーが、心から納得しながら、自分が個人的に幸せだと思える方向へ着実に動く気がしている。「持ち続けなければいけない」とどこか癖のように根づいていた色々な感覚を、本当に「今」の自分が必要としているものかどうか見つめ直すのもいいんじゃないかなと。今日はそんなお話。
(サークル《Serenity Salon》メンバーは、サークル内の掲示板にて追加料金なしで有料エリアをお読みいただけます。)
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