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【彼はクズ男か運命の相手か】第1話 プロローグ

この物語は平凡な30代女子が1人のイギリス人男性との出会いにより人生が一変してしまったノンフィクションストーリーです。

現在、わたしmariの職業はピアニスト。演奏活動の傍らピアノ教室も運営しています。

アルコール依存症の父、母の死、リストラ、起業、離婚…

これまで決してイージーモードの人生ではなかったけれど、それなりに折り合いをつけて上手いこと生きてきた。それなりに人生を楽しんでもいた。ただ見たくないことはなるべく見ないように、感じないようにしてきた。

それが、彼との出会いがトリガーとなり、わたしの人生が一気に動きはじめた。
まるでパンドラの箱をあけてしまったかのように、心の中の蓋がはずされ、奥に仕舞い込まれていたモノが次々と溢れ出す。もうそれなりにではいられなくなった。

彼との関わり合いの中で、色んな感情を味わうが、それは、わたしの過去の経験が大きく影響していることに気づく。彼は鏡のように私の闇を映し出すので、わたしはひとつひとつ向き合っていくこととなる。

果たしてパンドラの箱に残るのは神話通りの『希望』なのか、それとも…
それはまだ、私の人生の旅の途中なのでわからないが、今までの旅路を綴っていくことにしよう。

もし同じ境遇の方がいれば、共感してもらったり励みになればと思う。また、そうでなくても恋愛小説を読むかのように楽しんでもらえたら嬉しいです。

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