自分を大きくみせたい私
いっけん、『謙虚』に『自分をへりくだって』、『私なんて』っていうスタンスをとっている私。
でも、心の中は『私はすごい』『私はこんなもんじゃない』『私をバカにしないで』っていう虚栄心でいっぱいの まるです。
そして たまにそれが人との会話の中に顔を出してしまう まるです。
わたしって、プライドが高いんだ、そう気づいた数年前。
『理想の自分』と『現実の自分』の落差が激しすぎて、毎日必死に取り繕っている。
息切れして、窒息寸前。
何にもうまくいかない。
こんなに頑張っているのに。
なんで?どうして?
心の中の『叫び』が行き場をなくして、
頭の中を『無』にして『食べる』という快楽に
身を委ねる。
結果、醜いモンスターになって、
それがまた私の中の『自尊心』をすり減らす。
同年代のバリキャリ女子をみていると、
醜いモンスターに成り上がった『わたし』との
格差にまたもや『もやもや』。
サラサラの髪の毛。
オフィスを颯爽と歩く。
爽やかな残り香。
携帯片手にバンバン決断、指示するをする。
そんな『わたし』になりたかったわ。
あぁ、朝目覚めてシャワーを浴びて、今日もいつも通りオットマンに腰掛ける。
身支度を整えようと前を向いたら、首から肩にビリビリビリ。激痛が走る。
ここ数カ月、もともとあった左の首コリが、腕の付け根に痛みとして進出中。
身体を酷使して労ってこなかった結果だ。
ごめんよ、私。
会社、休んじゃおっかな〜。
そんな頭の中での一悶着を経て、今日も着替え、電車にゆられる。
社会人人生、半分。
今日の出勤簿、まる。