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樹氷の街

こんばんは
今日は午前から予報通り、雪が降りました。

そんな日は、いつも思い出すこの曲。
【樹氷の街】
遥か昔、紺色の重たいイメージの制服を着た中学生だった頃、合唱コンクールで歌った曲です。
歌った曲は、課題曲(確かモルダウだった様な...)と、クラス曲で選んだ"樹氷の街"を歌いました。

当時、7組あった私の学年。
各クラス、インパクトのある選曲をしていましたが
この樹氷の街が特に難しいと言われていました。

ピアノ伴奏もかなり高度で、当時この先生がオーケストラ部を率いれば地区で一位を取れると言われた音楽の先生でさえ、伴奏に手こずっていた記憶が。
それをクラスメートの女の子が、合宿の練習が始まるまでに練習して見事に弾きこなしていました。

こちらの"樹氷の街"を再生しながら読んでいただきたいです。⇩

まず歌い出しは、

雪が降る 雪が降る
雪が白く 降りしきる
雪が降る 雪が降る
雪が白く 降りしきる

二回連続で同じ歌詞が続くのですが、
少し暗い感じの出だしです。
でも厳かな感じもします。

道という道を 白くうずめ
家々の屋根を 白く包む

雪は教会の十字架を
あとかたもなく 白く消しつくす

教会の十字架を〜のところは輪唱になっていて
街全体が雪で真っ白になっていく感じを急きたてます。

孤独と恐怖の 暗い壁を崩し
道をひらき 黒い鉄路を 白く繋ぐ

新しい光の中で
私はさわやかな 青い空を見た
新しい光の中で
私はあたたかい 人の声をきいた

新しい光の中で〜から、明るい曲調になります。
ぱあ〜っと光がさす感じ。
灰色の厚い雲の隙間から光が差し、徐々に明るくなっていく感じです。
そしてこの部分は、女子のソプラノがかなりの高音で、男子が続いて歌う輪唱になります。

別れた人を 懐かしむ思い
男子がいよいよリードします。
女子はルルル〜と背後に挟みます。

炎のように 樹氷の林をぬけて
冷たく閉じた 人の心の扉を叩く
炎のように 扉を叩き
私の心の 扉をひらく
ひらく ひらく 扉をひらく

もう最後の小節はオリンピックの感動シーンのバックミュージックの様です
曲が一つの人生の様。

当時、ビデオカメラで全部のクラスを撮影していた先生が、あまりにも完成度が高くて鳥肌が立ち、ズームにするのを忘れてしまったと言ったほど。
後日、授業でそのビデオを見たら、他のクラスは途中でゆっくりズームして顔をアップで撮っていますが、私のクラスの【樹氷の街】は、ずっと全体像だけでした。

大人になって、改めて思い出すこの曲。
曲を思い出しながら、当時の事も思い出されます。
思春期真っ只中。まだまだ気持ちに余裕がなく、楽しいながらも苦痛もたくさんありました。
それでもここまでやってこられたと、大人になってからはすべて懐かしい良い思い出です。

12月末に行った華厳の滝
先日行った古峰ヶ原

最近見た近場の雪景色を貼り付けておきます。

雪の様な真っ白い蒔時さんのケーキ

カフェの事をどこかに入れたい気持ちがあったので、最後は今年初めに食べた蒔時さんのショートケーキを貼り付け。

それでは。

私のInstagramも良かったら見てください。
@44ri.ri21

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