満たされなかったまま大人になったワシらこそ"おっぱい飲んで、んまんま"しようぜ。
またも仕事中に、心ここに有らずとばかりに考え事してたので、本日の思い付きをここに書き留める。
ここ最近、高卒認定を取得すべくガリ勉中な筆者。
科目は、現代文・現代社会・世界史・地学・地理・英語・数学・科学と人間生活(物理、科学、生物のハイブリッド教科)
今まで興味もなく、数学などは諦める切っていたのだが、学ぶうちに全ての事が繋がりがあり、現代の社会システムに必要で、ましてや今の自分の仕事にも役に立つ事が分かってきた。頭のなかで霧が晴れていくような感覚である。
同時に現れた感覚が、タイトルで触れた「まるで乳飲み子が、乳を飲み満足する事で得られる、充足感・万能感」が表出した。
お勉強してるのに、こんな感覚を覚えるなんて、ドMか?と思われる懸念があるが、
からくりとして、以下のような考察をしてみた。
今は高校の社会の教科書に載ってるくらいなのだが、"防衛規制"という言葉をご存知だろうか。
筆者は先に、カウンセリングの勉強でこの防衛規制を覚えた。
欲求が満たされないと葛藤が生まれる。
こんな時、人は無意識の心の動きで葛藤を封じ込めたり、忌避したりする。不適応行動と言うものだ。
【防衛規制の種類】
①抑圧
嫌な記憶の忘却、無意識に閉じ込める。
例:お母さんが僕をぶつのは、僕が悪いから。
憎んじゃダメ、嫌っちゃだめ。
②知性化
欲や感情を意識したり開放するのではなく、論理的な思考、知識を得るなどして、知的な活動に置き換える。
例:自分が嫌いな事が、何故嫌いか調べる等。
③合理化
知性化が弱まった時に現れる。歪曲された事実を用いたり、飛躍した論理をする。
例:取引で失敗したのは、ナントカ証券が下落したからだ!
④同一視・取り入れ・投射・投影
他者の持つ特性を自分も持つと思ったり、
自分が認めたくない感情を、他者のものだ と思い込む。例:アーティストに憧れるあまり自分がその本人だ❗️と騒ぐ等。
⑤反動形成
自分の欲求を押さえるため、真反対の行動を取る。例:好きな女子をいじめる男子。
⑥逃避・退行
心に苦痛を起こす事態に直面したとき、今の自分より幼い発達段階に戻る。例:赤ちゃんがえり。
⑦代償・補償
劣等感を持っている時、他の事で優位に立とうとする。例:スポーツは苦手だが、勉強は得意だし。
⑧昇華
そのままでは満たすことの出来ないよってを、社会に受け入れられる行動に転化する。
例:上司にパワハラ受けた分、自分が努力してさらに上に行くなど。
まだまだあるのだが、分かりやすい例の抜粋をしてみた。
いかにして葛藤を乗りこえるか、人間の無意識はこんなに懸命に働くことに感動してしまうくらいだ。
さて話は戻り、何故私が勉強しながら、乳のみ赤子が如く、カタルシスを覚えたかと言うと、防衛規制でいう"知性化"が健全な形で機能したからではないか?と気づいた。
通常、ここでいう昇華くらいしか、健全とは言われないのだが、私の場合は知性化する事で覚えてしまった。
このカタルシス感こそ、自分の人生で足りてないものだ、とも。
なぜかその日は、仕事で受けるストレスも客観的に受けれたり軽かった。
そして、目の前にいる癇癪起こした人も、自分甘やかしが足りないんだと感じた、という事も伝えて置きたい。
上記の件を踏まえて、考察した仮説。
健全な防衛規制の働き+乳のみ赤子カタルシス=自己肯定感アップ&仕事モチベーションの鍵になるのでは?
という仮想の式が現れた。
実証するには、自らを己の親とし、自分が甘えん坊でいてOkな行動・場所を探し、人様に迷惑が及ばない形で、自分を最大限イイコイイコする。
かなり長期的な試みだが、良い結果が出るまで、何年でも検証してみよう。
これをお読み下さった方も、是非自分にとって幸せになる事を探してみて、良い年した大人だって、"おっぱい飲んでんまんま"が必要なんだぜ。という事に目を向けられてはどうだろうか?