健康長寿の秘訣②
こんにちは。
今日は健康長寿の秘訣②です。
一体いくつ秘訣があるのかな?
私のご長寿さん観察記録(失礼な言い方ごめんなさい)は、そんなにストックがありません。
というより、健康長寿さんには
やはり共通点が多く、長寿の秘訣はシンプルだからかもしれませんね。
さて、2回目の秘訣。
それは、ずばり
「よく寝る」
です。
よく寝る人は、健康長寿です。
でも、よく寝るとは、たくさん寝るという意味だけではありません。
・良い眠り
・質の高い眠り
・自分に合った睡眠時間を確保する
という眠りを指します。
病院で働いていると、眠れないストレスを抱えている方にたくさん会います。
入院中なんて、とくに睡眠環境は良くありません。ですから普段より眠れず、そのせいで体調も悪くなり、とても辛いのです。
でも、そんな環境でもよく眠れる人がいます。
それがご長寿さんです。
そして、ご長寿さんの中でも更に、耳の遠い方ははなまるです。
自然の耳栓のおかげで、環境に左右されにくなるので、眠れるというわけです。
難聴ってマイナスイメージですけど、
睡眠をとるためにはプラスになるんですね。
耳障りな環境音を遮断し、ゆっくり眠る…
良い睡眠環境が自然と得られます。
ちなみに、難聴がない長寿の方も、よく眠ります。それは、睡眠がルーティン化されてるからだと私は思っています。
毎日、自分に必要な睡眠が自然と取れていて、
寝ることにストレスがない。
寝ることに慣れている。
寝るタイミングを逃さない。
すぐ寝る。
ドラえもんの、のび太くんは、ご長寿タイプと言えます。
睡眠がルーティン化してる長寿さんは、
夜は8時に就寝。
朝は四時前に起床です。8時間睡眠ですね。
夜中に一度くらいはトイレで起きるでしょうが、その後もぐっすり寝ています。
とにかく、寝るモードになれば、すっと眠れるのが長寿さんです。
このように、ストレスのない睡眠を自然とルーティン化してます。
ちなみに
病院の消灯時間は夜9時から朝6時。
年齢世代関係なく9時間睡眠を強いられます。
これは睡眠環境としては難あり…です。
人によって朝方、夜型がありますし、適切な睡眠時間もあります。子どもなら良いかもしれませんが、夜型の成人や、早寝早起きの高齢者が眠れないのは、この環境のせいだとも言えます。
ですので、
そんなときは、
眠れないことにストレスを抱えないために、
病院でお薬を貰うことも、一つの方法です。
薬と聞くと、
依存性を心配される方もいますが、
今は依存性のない安全なお薬もあります。
睡眠科学で有名な柳沢正史先生が発見した睡眠の制御に関わる「オレキシン」という物質は、ベルソムラ、デエビゴという睡眠を促す薬の誕生に繋がりました。この薬は依存性が極めて少ないと言われています。
実際に、病院でもよく処方されてる薬です。
柳沢先生は、長距離飛行機に乗る際に飲んでるそう。
https://www3.nhk.or.jp/news/special/nobelprize/2023/medicine/article_20.html
自然な眠りが1番ですが、
眠れずにストレスを溜めるくらいなら
よいお薬に頼っても良いのではないでしょうか。
寝ることは、
脳と体に取って大事なことです。
柳沢正史先生も言っていましたが、
世界中の動物が、みんな危険を顧みず寝ているのは何故でしょう?
睡眠は必要なものだからです。
睡眠は認知症を発生させにくくするというデータもあります。
長寿の方が、頭もしっかりしていて、健康なのも睡眠が関係していたのですね。
というわけで、今回の記事は以上となります。
健康長寿の秘訣その②
「よく寝る」
でした🌸
今回も、読んでいただきありがとうございました📗
では、また!