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日報 3月8日 カオスの中で確かに感じたこと

記入者 :かくなみ みほ


生産性ってなんだろう。

夢や希望を持つのは、若者だけなのかな。

保守はイヤだな。



大切なものを守るための挑戦は、くさいけど格好いい。

文句を並べてコレクションしているヒマはない。

自分を守るためなら他人を傷つけていいのかい。
そんなわけはない。



データに管理してもらってたら、
そのうち自分のこと一つもわからなくなるかな。

夢みたいな理想論を並べても、
一個も行動しないなら嘘つきだ。

何かが少しづつ変わっていくのを感じて、
それを止めることができないことも感じる。



変わっていく背景の中に、
変わらない風景もある。

カーテンがゆれると、
「あ、いま風が来てる」とわかって嬉しくなる。

道端で光る石とか鉄くずを見つけると、
拾って部屋に飾っておく。



冬の暖炉と夏の木陰は、
同じ優しさがある。

ただ存在しているだけで、
誰かを癒している優しさ。

みんな誰かの支えをもらって生きている。
みんな誰かの支えになって生きている。



生まれてきたから、いつか死ぬ。

死ぬってことを、どこか遠くのことのように思う日もあるし、
すぐ隣に座っているように感じる日もある。

隣に死を感じる時は、息をしているだけでこわくなる。
でも死を思うと、同時に生きてることも感じる。



もうすぐ春だから、
夜の湿っぽさが目頭にも及ぶよ。

明るい下では星は見えないけど、
星はいつも燃えている。
それを感じられるだけでいいときもあるのね。



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