第9回ぎゅっとタイム開催報告
マーガレットこどもクリニック看護師の西山です。
月曜日と木曜日に診察を担当している、ラモナ先生と一緒に第9回の「ぎゅっとタイム」を開催しました。
「ぎゅっとタイム」は、コロナ禍で繋がりを持ちにくくなった親子の交流の場をつくろうと始めました。同じくらいのお子さんを持つ保護者の方が、医師、看護師とともに日頃の悩みや喜びを分かち合う時間となっています。
過去の対面開催の様子
対面での開催をしたかったのですが、コロナの流行が収まらないため、前回と同様に、オンラインで、画面越しでの交流となりました。
参加してくださったのは、4〜8ヶ月のお子さんとお母さん達です。
まずは、お互いの自己紹介。
日々の育児で、お子さん中心の生活だと思いますが、この会の主役はお母さん達です。
お名前以外にも、趣味や特技、最近良かったことをお話していただきました。
「最近良かったこと」は、自分の良かったことを振り返り、発表することで、嬉しい気持ちやポジティブな気持ちになれますし、聞いている側もじんわり温かい気持ちになれます。
心がホクホクしてきたところで、メインコーナーのお悩み相談です。
今回、主に共通の話題となったことは、
・お子さんのお世話をして、家事をして、一日があっという間。コロナのこともあり、こもりがちな生活。どのように過ごしている?
・お子さんへの関わり方、どんな風に遊んでいる?
お子さんと関わる時間が、あまり持てていないのでは…と、お話してくださった方がいましたが、様子を聞いてみると、家事をして、お子さんとまったりしているとあっという間…とのこと。
まったりすることが悪いわけではなく、親子にとって心地よく癒しの時間であれば、それはそれで良い時間ではないでしょうか。
玩具を使ったり、思い切り遊ぶだけが、正解ではないように思います。
まだまだ、お子さんのお世話が中心で大変な中、家事も頑張れているって、素晴らしいことですよね。
また、他の方は、絵本の読み聞かせが得意ということを、お話ししてくださいました。まだ4ヶ月のお子さんですが、午前中のルーティンにして、毎日しているそうです。
毎日なかなか、同じように続けるということは、難しいことだと思います。素敵な時間を持てていますね。
(私もベビーマッサージを毎日やってあげるのだ!と決めましたが、典型的な三日坊主でした〜涙)
ゆっくり絵本を読み聞かせる時間を、どうやって確保しているのか、ということから、一日の時間の使い方や、絵本や玩具はどんな風に選んでいる?と、話は広がりました。
毎日これで良いのかな?というモヤモヤも、ある程度は、無理せずこれで良いのだと感じたり、他の方から刺激を受けて、もっとこうしてみようと思う、という感想がありました。
開催後のアンケートでいただいた感想です。
・育児中のちょっとした不安や出来事を話して、気持ちを共有できて息抜きになった。
・他の方の話を聞いて、育児は工夫しながら進めていくものだと知りました。
・第三者と話すと、友人や家族と話すよりも、自分の悩みがクリアになる気がする。
悩みを聞いてもらったり、共感してもらうだけでも、気持ちが軽くなりますし、それぞれ、家庭の環境は違えど、今よりも、なにか少し工夫ができそうという、ヒントが得られたりします。
お母さんお父さん達が、育児の情報交換や、話をして息抜きできる機会を、これからも作っていきたいと思います。
初対面で、オンラインということにハードルを感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、リラックスしてお話していただけるように、工夫しています。
お子さん同士の交流ができないことは難点ではありますが、自宅というリラックスした環境から参加できること、お子さんの様子に合わせて、適宜、ミュートや画面から離れることも可能ですので、ご興味をお持ちのみなさん、ぜひ、お気軽にご参加いただけたらと思います。
次回のお知らせです。
【テーマ】遊び・食事・睡眠のお悩み
【日時】10月14日金曜日10:30〜12:00頃
【開催場所】zoom
【対象】1歳ごろまでのお子さんを子育て中の方
【参加費用】無料
申込みはこちら
ご参加お待ちしております。
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