フローレンスこどもと心クリニック

渋谷区初台・参宮橋のフローレンスこどもと心クリニックです。マーガレットこどもクリニックより改名しました。こどもの病気のみならず、親の不安や女性のしんどさに寄り添い『親子と女性の「つらい」に共にたちむかう」』ことを目指します。 https://margaret-kodomo.jp

フローレンスこどもと心クリニック

渋谷区初台・参宮橋のフローレンスこどもと心クリニックです。マーガレットこどもクリニックより改名しました。こどもの病気のみならず、親の不安や女性のしんどさに寄り添い『親子と女性の「つらい」に共にたちむかう」』ことを目指します。 https://margaret-kodomo.jp

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  • フローレンスのメンバー勝手連

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    フローレンスのメンバーたちが個人で発信しているnoteをゆるっとまとめました。記事の内容はいずれも個人の見解です!フローレンスについて詳しくはこちらをご覧ください:https://florence.or.jp/

最近の記事

【大したこと、あります】

「このくらいで来ていいのかなって悩んだんですけど」 「もっと頑張っている人はいるのに、こんな大したことないことで落ち込んでるなんて、 バカみたいですよね」 度々外来で聞かれる言葉。 日々を人のために一生懸命生きているあなただからこそ、 自分のことは後回しにしてしまう。 あなたが「このくらい」と思っていることは、あなたの人生の話です。 「このくらい」なんかじゃない、大きな価値がある話です。 時間をかけて、真剣に向き合う価値のある事柄です。 あなたが「大したことない」と言

    • 私はダメな母親なんです

      【女性のための心療内科、はじまりの言葉】 フローレンスこどもと心クリニックで女性のための心療内科を担当する浦川です。 私の初診外来は「今日は来てくださってありがとうございます」から始まる。これは、自分の外来を選んでくださったことへの感謝、でもあるのだが何より、 「自分の悩みや不調から目を逸らさずに、自分と向き合う時間を作ってくれてありがとう」 という意味を込めている。 受診をする、というのは、自分の不調に気づき、改善したいと思えるからこそ起こる行動である。 自分の不調

      • 生理前の気分の落ち込み。治療できる可能性があります!

        フローレンスこどもと心クリニックの院長の田中です。当院では2023年11月より大人の女性のための心療内科を開始しました。 診療を開始してみて、多くの女性が、こどものこと家族のこと、仕事のこと、そして、ご自身のことで大きな負荷を抱え「しんどい」思いをなんとか踏ん張っているのを改めて感じています。 今日は心療内科を担当する浦川医師より、女性特有の疾患としての「月経前気分不快症候群」について皆さんにお話します。「生理」は我慢するもの?って思っていませんか? 初めまして。 フロ

        • 【ふるさと納税のお願い】こどもの体験格差をなくそう

          こんにちは、フローレンスこどもと心クリニック 看護師の森山といいます。今日はみなさんに、お願いがあります。 渋谷区ふるさと納税サイトから、認定NPO法人フローレンス に寄付をしていただきたいのです。 みなさんの周りには、映画を見に行ったことがないお子さんはいらっしゃいますか? 海を見たことがないお子さんはどうですか? 金銭的な負担が理由だったり、お子さんに障害があり外出のハードルが高いことが理由だったり、 事情は様々ですが、 映画を見たことがないお子さん、海を見たことが

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        記事

          小児科ナースママだって完璧ではない 育児と夫婦の話  ~第12回ぎゅっとタイム✕みんなのみらいをつくる保育園初台 園見学 開催報告~

          マーガレットこどもクリニック看護師 西山です。 クリニックでは、2~3ヶ月ごとに子育てサロン「ぎゅっとタイム」を開催しています。 「ぎゅっとタイム」は、コロナ禍で繋がりを持ちにくくなった親子の交流の場をつくろうと始めました。 同じくらいのお子さんを持つ保護者の方が、医師、看護師とともに日頃の悩みや喜びを分かち合う時間となっています。 今回はおやこ基地シブヤのコラボ企画として、クリニックの一つ下の階にある「みんなのみらいをつくる保育園初台」の園見学会とぎゅっとタイムを同時

          小児科ナースママだって完璧ではない 育児と夫婦の話  ~第12回ぎゅっとタイム✕みんなのみらいをつくる保育園初台 園見学 開催報告~

          私がHPVワクチンの普及と精神科の立ち上げをやりたい理由

          来訪いただきありがとうございます! マーガレットこどもクリニック 看護師の森山です。 今年の2月から3月にかけて、当院とみんパピ!さん、認定NPO法人フローレンス との共同で、男の子にもHPVワクチンを!という企画を実施しました。 抽選で60名の男の子にHPVワクチン1回分を無料で提供するという企画です。 当院の募集記事 認定NPO法人フローレンスの記事 なんと140名の方から応募があり抽選となるほどの大盛況でした。(落選された方、申し訳ありませんでした。) 接種

          私がHPVワクチンの普及と精神科の立ち上げをやりたい理由

          子育てサロン第11回ぎゅっとタイム開催報告

          マーガレットこどもクリニック、医師吉野と看護師西山です。 2~3ヶ月ごとに子育てサロン「ぎゅっとタイム」を主催しています。 1月18日に第11回目を開催しましたので、そのご報告です。 「ぎゅっとタイム」は、コロナ禍で繋がりを持ちにくくなった親子の交流の場をつくろうと始めました。同じくらいのお子さんを持つ保護者の方が、医師、看護師とともに日頃の悩みや喜びを分かち合う時間となっています。 今回は3か月-6か月のお子さんのママさん4名が集って下さいました。 『ネット情報より

          子育てサロン第11回ぎゅっとタイム開催報告

          息子にHPVワクチン(子宮頸がんワクチン)を打ちました

           マーガレットこどもクリニックの院長の田中純子です。  先日、息子がHPVワクチンを接種しました。男の子なのにHPVワクチン?と疑問に思われる方もいると思います。接種に至った経緯と思いを記します。 「僕は子宮頸がんにはならないよね?」 長男が不思議そうに言った その晩、夫と私は息子たちのワクチンの予定について話していた。  夫「何のワクチン?」  私「HPVだよ」  夫「???」  私「子宮頸がんワクチンだよ」 そして話を聞いていた長男から出た質問だ。 「僕は子宮頸がん

          息子にHPVワクチン(子宮頸がんワクチン)を打ちました

          育児のあれこれ、おしゃべり会【第10会ぎゅっとタイム開催報告】

          マーガレットこどもクリニック看護師の西山です。 先日、ラモナ先生(月曜日と木曜日の診察を担当)とともに、第10回ぎゅっとタイムを開催しました。 「ぎゅっとタイム」は、コロナ禍で繋がりを持ちにくくなった親子の交流の場をつくろうと始めました。同じくらいのお子さんを持つ保護者の方が、医師、看護師とともに日頃の悩みや喜びを分かち合う時間となっています。 前回に引き続き、zoomを使って画面越しでの交流となりました。4〜10ヶ月のお子さんとお母さん達が参加してくださいました。

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          第9回ぎゅっとタイム開催報告

          マーガレットこどもクリニック看護師の西山です。 月曜日と木曜日に診察を担当している、ラモナ先生と一緒に第9回の「ぎゅっとタイム」を開催しました。 「ぎゅっとタイム」は、コロナ禍で繋がりを持ちにくくなった親子の交流の場をつくろうと始めました。同じくらいのお子さんを持つ保護者の方が、医師、看護師とともに日頃の悩みや喜びを分かち合う時間となっています。 過去の対面開催の様子 対面での開催をしたかったのですが、コロナの流行が収まらないため、前回と同様に、オンラインで、画面越しで

          第9回ぎゅっとタイム開催報告

          愛しいからこそ悩むんだ。子育てのお悩みあるある。

          マーガレットこどもクリニックの看護師の西山です。(トップ写真 右西山 左吉野ラモナ医師) 月曜日と木曜日に診察を担当している、ラモナ先生と一緒に第8回の「ぎゅっとタイム」を開催しました。「ぎゅっとタイム」は、コロナ禍で繋がりを持ちにくくなった親子の交流の場をつくろうと始めました。同じくらいのお子さんを持つ保護者の方が、医師、看護師とともに日頃の悩みや喜びを分かち合う時間となっています。 今回は、5〜10ヶ月のお子さんとお母さん達が参加してくださいました。コロナの流行が落ち

          愛しいからこそ悩むんだ。子育てのお悩みあるある。

          初めての子育てはみんな初心者【おやこ基地コラボぎゅっとタイム開催報告】

          マーガレットこどもクリニックの医師 吉野ラモナです。 コロナ禍をきっかけに当院で始めた育児サロン「ぎゅっとタイム」も今回7回目を迎えることになりました。毎回、参加頂いた方に好評をいただき、このサロンをきっかけにお友達になり、子育て仲間としてその後も繋がりが続いているといった、とっても嬉しいご報告をもらうこともあります。  今回はおやこ基地シブヤのコラボ企画として、クリニックの一つ下の階にある「みんなのみらいをつくる保育園」の園見学会とぎゅっとタイムを同時開催しました。  

          初めての子育てはみんな初心者【おやこ基地コラボぎゅっとタイム開催報告】

          みんなで行動指針「WAY」を作りました

          マーガレットこどもクリニックの院長の田中です。私たちはクリニック・病児保育室・事務スタッフみんなで意見を出し合い、自分たちの行動指針(WAY)を作りました。 今日はWAYができるまでの道のり、そこに至る私の失敗について記していきます。 まずは私たちが作ったWAYを紹介致します。 私たちの9つのWAY① 子どもの安全を一番に考えます。 ② 子どもが「どうしたい」かを大事にして行動します。 ③ 親にも寄り添い一緒に考えます。 ④ 「価値観はみんな違う」を前提に相手が見

          みんなで行動指針「WAY」を作りました

          若者こそ新型コロナウイルスワクチンを打った方が良い

          マーガレットこどもクリニックの院長の田中です。 新型コロナウイルスワクチンの接種開始がいよいよいよ春に開始になりそうです。 ワイドショーは連日ワクチンを取り上げてますね。 副反応の問題で接種をためらわれている人もいるでしょう。 自分は若くて健康だから、かかっても大丈夫。ワクチンは打たなくて良いと思っている人もいるでしょう。 今回のワクチンは12歳未満は対象ではありませんが(適応年齢が12歳以上に引き下げられました)、 私が患者さんの保護者から 「私は打った方がいい

          若者こそ新型コロナウイルスワクチンを打った方が良い

          フランスと東京 子育てはどっちが大変だった?

          こんにちは。マーガレットこどもクリニックの小川です。受付業務をしています。 私は夫と1歳半の長女、0歳の長男と共にフランスに渡り、東北部の小さな町に約4年暮らしました。 二十数年前の事ですが、日本との違いや戸惑った事をお話ししたいと思います。 【幼稚園】 渡仏数年後にこども達が通ったのは、家から徒歩1分の所にある「Echole maternelle Le Muget (すずらん幼稚園)」でした。 3才児、4才児、5才児が各1クラスずつの3年保育です。 保育時間は朝9時か

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          ひとり親は、ワクチンが打てなくても自己責任なのだろうか。あまりに酷い健康格差が浮き彫りになった話

          こんにちは。マーガレットこどもクリニックの前田晃平です。 今年私たちは、新しい挑戦をしました! インフルエンザワクチンをうつ人に、任意で通常の料金(4,000円)に500円を上乗せしていただき、ワクチンをひとり親に“プレゼント”する企画を実施したのです。 実は私たちは、これまでも経営努力の範ちゅうで、安価にインフルワクチンをひとり親家庭に提供してきました。2019年は1,000円、2018年は無料です。 でも、今年は新型コロナウイルスの影響で収入が激減……😢 持ち出しで

          ひとり親は、ワクチンが打てなくても自己責任なのだろうか。あまりに酷い健康格差が浮き彫りになった話