見出し画像

育児のあれこれ、おしゃべり会【第10会ぎゅっとタイム開催報告】

マーガレットこどもクリニック看護師の西山です。

先日、ラモナ先生(月曜日と木曜日の診察を担当)とともに、第10回ぎゅっとタイムを開催しました。

「ぎゅっとタイム」は、コロナ禍で繋がりを持ちにくくなった親子の交流の場をつくろうと始めました。同じくらいのお子さんを持つ保護者の方が、医師、看護師とともに日頃の悩みや喜びを分かち合う時間となっています。

前回に引き続き、zoomを使って画面越しでの交流となりました。4〜10ヶ月のお子さんとお母さん達が参加してくださいました。

ぎゅっとタイム10回写真2

話題になったことは
・椅子の選び方
・離乳食を始めるタイミング
・発育を促すための遊びはどうしたら良いか
・一日どれくらい遊んでる?何して遊んでる?
・噛み癖がある。どうしたら良いか
などなど。
この中から、具体的なお話を紹介したいと思います。

【離乳食を始めるタイミング】
そろそろとは思っているけれど、いつから始めたら良いのか?という質問は、時々、診察中でも聞かれることがありめす。

開始の目安は、
・生後5〜6ヶ月であること
・首のすわりがしっかりしていて、支えがあれば座れる
・スプーン等を口に入れても、押し出すことが少ない
・大人が食べていることに興味を示し、食べたそうにしている
・お子さんの体調が良い

麦茶はあげたほうが良いのか、いつから始めて良いのか?という質問もありました。

正解は…医学的には、いつから飲んでも問題ありません。
離乳食を始めるタイミングで飲ませてみた、夏の外出中に水分補給をさせたくて飲ませ始めたなど、具体的な経験談もありました。

今回、離乳食はこれから始めるというお子さん達が多かったので、このような情報共有をしたことで、「色んなことが聞けて良かった。医師からのアドバイスもあり安心した。」という感想がありました。
不安が和らぎ、初めての離乳食、ドキドキだけど、楽しみ〜という雰囲気でした。
大事な栄養なんだから、完璧にやらなきゃ!と思わなくて大丈夫ですよ。
育児本の通りにいかないことが当たり前。
お子さんの個性がありますし、上手くいったりいかなかったりを繰り返すものです。
頑張り過ぎず、ぜひ楽しみながら進めていただきたいなと思います♪

【噛み癖がある】
抱っこ〜と近づいてくると、腕や肩をかぶっ!とする、家族以外の人に噛んでしまうのが怖いので、やめさせたい。というお悩みがありました。

こちらのお母さんは、「がぶっ!じゃなくて、チューにしよう、ぎゅっとにしよう」などと、声をかけたり、違うことに誘導したりと、すでに素敵な対策をされていました。
参加者の中に、保育士の方がいらっしゃり、アドバイスをいただきました。
その行為をダメ!と言うことで、悪い子だという植え付けになってしまうので、そうならないように気をつけている。気が逸れるように、他のことに誘うのが良いとのこと。

なるほど〜!
これ、色んな場面で、活用できそうですよね。

わが家の娘は、もうすぐ4歳ですが、指しゃぶりがなかなかやめられずにいます。
私自身に余裕がない時は、
「も〜やめなよ。しないでよ。」と、
一方的な指示になってしまっているなと気がつきました。(娘よ、ごめん…)
他に気が逸れることを提供したり、指しゃぶりをしなくても済む関わりを、もっと考えて実践していこうと思いました!

画像2

開催後にいただいたアンケートです。
・育児書を読んだだけでは、小さな悩みを解決することが難しいこともあるので、 他のママたちや、専門家の方の意見を聞けるのが本当にありがたかった

「育児は工夫」という言葉が印象に残りました。マイペースに育児をして問題ないとわかり、気持ちが軽くなりました!

人に話すこと、ポジティブシンキングでいることが幸せを引き寄せるなと感じた。

・ここまで走り続けてしまいましたが、少し後輩ママさんの話を聞いた時に、自分の振り返りができた事もとても良かった。

ZOOMだと、雨でも雪でも猛暑でも関係なく、ほどよい距離感もあり、私には心地よい環境でした!

参加者のみなさん、お忙しい中、たくさんの感想や、会へのアドバイスまで送っていただきありがとうございました。
活動の励みとなります!またより良い時間を作っていきたいなと思っています。

初対面で、オンラインということにハードルを感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、リラックスしてお話していただけるように、工夫しています。
話すことが苦手という方でも、大丈夫。大歓迎です♪
お子さん同士の交流ができないことは難点ではありますが、自宅というリラックスした環境から参加できること、お子さんの様子に合わせて、適宜、ミュートや画面から離れることも可能ですので、ご興味をお持ちのみなさん、ぜひ、お気軽にご参加いただけたらと思います。

次回は決まり次第、当院のWEB、院内ポスター、Facebookや Twitterからお知らせいたします。
お楽しみに☆



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?