シリーズ『食事摂取基準』#33(活用に関する基本的事項)
日間変動
食事調査における測定誤差で、「過小申告・過大申告」と同じように重要なのが、「日間変動」です。日間変動は、同じ人であっても、摂取するエネルギーや栄養素量には、毎日差があるというものです。
食事摂取基準は「習慣的な摂取量」で判断するものなので、日間変動を考慮しないと評価を間違えてしまいます。また、栄養素の種類によっても、日間変動の大きさが異なることに注目です。例えばビタミンDは、変動が大きい栄養素として知られています。
食事摂取基準では、「(日間変動が非常に大きい一部の栄養素を除けば)習慣的な摂取を把握するため、管理するために要する期間は、おおむね1か月間程度と考えられる」とされていましたが、その理由が下記の表からわかります。
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