シリーズ『食事摂取基準』#32(活用に関する基本的事項)
測定誤差
どんな食事調査であっても、得られる摂取量には必ず「測定誤差」があります。なかでも「過小申告・過大申告」と「日間変動」は重要な誤差であり、この存在を知っておくことが大切です。
過小申告・過大申告
食事調査は、多くの場合食べた人の自己申告によって情報を得ます。そのため、この申告時に誤差が出ることが考えられます。具体的には、多く申告してしまう「過大申告」と、少なく申告してしまう「過少申告」です。
【特徴】
・エネルギー摂取量の過小申告が多い
・肥満度の影響を強く受ける
・(栄養素において)BMI が低い群で過大申告の傾向
・(栄養素において)BMI が高い群で過小申告の傾向
なにより、申告誤差の存在を頭の片隅に置いておくことが大切です(^^
今日も勉強おつかれさまです。
marcy
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