シリーズ『食事摂取基準』#8(登場する指標)
目安量
食事摂取基準において「目安量」と聞いたときは、
・栄養素の「指標」である
・「摂取不足の回避」が目的である
・3つあるうちの1つである
と思い浮かべるのがスタートです。
「目安量」(adequateintake:AI)
カンタンに言うと「十分な量」
しっかりした定義では「特定の集団における、ある一定の栄養状態を維持するのに十分な量」
大きな特徴「十分な科学的根拠が得られず、推定平均必要量と推奨量が設定できない場合に算定される」
もちろん、適当に決めているわけではなく、「基本的には、健康な多数の者を対象として、栄養素摂取量を観察した疫学的研究によって得られる」とされています。
例えば、国民健康・栄養調査などの値を用いて、「現時点でみんなこれくらい食べている、それでいて欠乏も起こってない、だから、だいたいこのくらいの量を摂取すれば不足は起こらないだろう」といった感じで決まります。
関連する問題
ちなみに最近は、問題文は「AI」のみで出題されています(^^
今日も勉強おつかれさまです。
marcy
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