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【LGBTQ +】『君の心に火がついて』 を読んで

「君はずっと 一人で走り続けてきた
 多くの人にとって 綺麗で歩きやすいはずの道は
 君にとっては 案内もない 荒れた道だった
 自分が どこに行けばいいかもわからず
 もうヘトヘトだ

 良かったね 麗香
 翔が あんな言葉をくれて

 僕は祈ってる
 君が 君だけの道を
 思いっきり 走り抜けられるように」

ツルリンゴスターさん『君の心に火がついて』P.104-106から一部引用


 この本(マンガ)を読んで、自分の心に火がつくような、そんな感覚でした。
ぜひ読んでみてほしいので、ここに詳細は書きませんが、気になった方は是非。

「昔から 体を動かすのは 好きで
 小さい頃はよく 男の子たちと 一緒に遊んで
 大きくなったら 男の子になるなんて 思ってた

 でも じきに
 どうやら自分は 女性の体のまま生きていくんだと わかって

 (中略)

 制服もスカートも下着も
 本当は毎日嫌で仕方ない

 色々なことから 心が少しずつ ズレている
 それでも 折り合いをつけて やってきた」

ツルリンゴスターさん『君の心に火がついて』P.72-73から一部引用





 私の心を閉じ込めていたのは”無自覚の私”――夫婦のすれ違い、男女の恋愛に違和感を持つ女子高生、60歳からの新しい恋、男子高校生のメイクなど「常識」から外れてしまうから、大切な人をこれ以上傷つけないために私が我慢すれば…と、自分の気持ちに蓋をしてきた主人公たち。そこへ、人間の心に灯る“火”を食べて生きる妖怪・焔(ほむら)が突然現れては、心の中に灯る小さな火を見つけ、変化を生み出していく8つの物語。

Amazon商品ページから引用
画像元:Amazon 『君の心に火がついて』商品ページ



※宣伝やステマでもなんでもなく、ただ読んだ本を紹介する自由な気まぐれ更新です

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