マーブル

ピンク(女の子)でもブルー(男の子)でもなく、それらがマーブル状に織り混ざっている感じ。2つの色が完全に混じり合って紫になることもなく、比率はときに変化する。そんな感じが私です。自分の性別にまつわる違和感や恋愛など、限りなくマーブルな心の内をありのままに綴りたいなと思っています。

マーブル

ピンク(女の子)でもブルー(男の子)でもなく、それらがマーブル状に織り混ざっている感じ。2つの色が完全に混じり合って紫になることもなく、比率はときに変化する。そんな感じが私です。自分の性別にまつわる違和感や恋愛など、限りなくマーブルな心の内をありのままに綴りたいなと思っています。

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【同性愛】 また、ひっそりと失恋した話

同性に恋した場合のあるある、 それは「ひっそりと失恋を繰り返すこと」だと 個人的に思います。 高校生のとき、片想いで終わった話はこちらから 今回は、社会人になってからの実際の話を書いてみようと思います。 数年越しに(一方的に)失恋した話  私が「好き」という気持ちを抱いていた相手は、会社の同期。 同期が何十人といるなかで、入社後の研修初日の自己紹介から、なにかと互いに共通点が多いのが印象的でした。 共通点が多いと言うことは、無意識的であれ、必然であれ、今まで生きてき

    • いつもフォローやスキやコメントをありがとうございます。自分の想いを別の表現方法で形にしたいと思うようになったため、しばらくnoteの更新をお休みします。更新がなくてもどこかで元気に生活はしているので、また会う日(?)まで健やかにお元気で!!

      • 【同性愛】 ただ同じ色だっただけ

         このまま二人一緒にいても、ただ仲が良い二人。 どこまでも延長線上にいる。それなら結末がちゃんとある恋愛を歩んでほしい。 「結婚」というゴールテープを切って。  法的な手続きをするのも、苗字が違うのも、戸籍上の関係も。どうして近づけないのだろう。私と一緒に道を開拓しながら歩んで行くよりも、すでに間口が広く開けられた大通りを大きな手を繋いで、私は掴もうとすら思わない無骨な手を掴んでいけばいい。 掴んだら折れそうな手首の先に伸びる細い指ではなくて、ガッチリとゴツゴツとした指を

        • 【同性愛】 家族について考えていた

           この夏は、家族について考えさせられる出来事が多かった。 それは親戚や孫など、広い範囲の大きな家族という意味で。 祖母の遺品整理をしながら、私の遺品整理は誰がするのだろうなんてことを考えてしまった。 私が生きているこの先ほんの数十年の間に、日本で同性婚が認められる時代は来るのだろうか。 「ご家族の方ですか?」  緊急で飛び込んだ深夜の外来。受付で「ご家族の方ですか?」と聞かれて、間髪入れずに「はい」と答える。身分証を提示して確認してもらう。「そこの椅子でちょっと待って

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        【同性愛】 また、ひっそりと失恋した話

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          【同性愛】 夢のなかでもマイノリティ

           眠りの浅い夏は、夢を覚えていることが多い。 私は、夢のなかでもマイノリティ。 そんなとき、やはり自分の本心からの感情なのだなと気がつく。 今朝みた夢では、女性と男性の二人から同時に、手を差し伸べられていた。 そのどちらの手を取るかを決めなければならない。覚悟を決めて、手を取る方を一瞬の判断で決めなければならない場面。 そのとき、夢のなかの私が掴んだ手はどちらだったのか。 夢のなかでの自分  みなさんは、夢を見ますか。寝ているとき。そして、覚えていますか。 私は覚え

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          【LGBTQ +】『君の心に火がついて』 を読んで

           この本(マンガ)を読んで、自分の心に火がつくような、そんな感覚でした。 ぜひ読んでみてほしいので、ここに詳細は書きませんが、気になった方は是非。 ※宣伝やステマでもなんでもなく、ただ読んだ本を紹介する自由な気まぐれ更新です

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          【気まぐれ更新】 置かれた場所で咲かなくても良い

           置かれた場所で咲けないのなら、場所を変えてみたら良い。 必ずしもそこで咲かなくても良い。もし辛いなら、場所を変えてみればいい。 だって、世界は狭いけれど、広いのだから。  今回の記事では、置かれた場所(環境)について書いてみようと思います。 置かれた場所で萎(しお)れた私  20代半ばの頃、私は新卒入社した会社を辞職しました。 会社ではワンフロアに100人ほどがひしめいて働いていて、電話は朝からひっきりなしに鳴り、新入社員はワンコールで出なければならない。そのため、

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          【同性愛と仕事】 あの日の、私のはなし

           あの日、私は道を選んだ。 多くの人が歩む道ではなく、少数派が歩む道へ。 親切心で反対してくれる人もいたし、そのまま応援してくれる人もいた。 最後は、自分で覚悟を決めた。後悔はしていない。 でも、人間だから、ときどき迷う。 セクシャリティも仕事もマイノリティ  なんだか大袈裟な書き出しですが、最近「将来の理想は? どんなふうになっていたい?」と尋ねられたんです。でも、そのときに何も答えられなくて。 仕事も私生活も、理想ってなんだろう、私はどんな人生を送りたいと思ってい

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          【同性愛】 「それは間違った道だよ」と、人は言う

           「なんか、変わったね(笑)」 久しぶりに会った友人から、当時かけられた言葉。 大学に入ってから、どんどんとボーイッシュになっていた私の姿を久しぶりに見た高校の同級生。久し振りの再会なのにも関わらず、開口一番がそれだった。 決して肯定的な意味でないことを示すかのように、私の足先から全身へとジロジロと不躾な視線を巡らせて、面白半分な表情で、そう言ってきた。 たしかに、私は変わった。 でも、厳密に言い返すのであれば、私は変わったのではなく、戻ったと表現する方が正しいかもし

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          【同性愛】 だれにも言えない恋バナ

           大学のときの仲良し同級生、4人が集まっての飲み会。 お互いが出会ってから早くも10年ほど。30代がもうそこに見えてきた私たち。お酒が入ると、話題はどんどんとプライベートなことに発展していく。 「みんな、最近どう?」 それぞれが口々に話し始める恋愛話。 いつになったら話そう、いつになったら話せるのだろう。 いつになったら、こんなにもドキドキしながら、気合を入れずに自分の話ができるようになるのだろう。 私は、お酒に酔いきれない頭で、ずっとそんなことを考えていた。 パ

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          【同性愛】 受け入れられている環境

           Disney+で『クラッシュ 真実の愛』を観ました。 作品検索欄に「LGBT」と入れてヒットしたなかで、女の子だけが写ったサムネイルを目にして思わずクリック。 "高校生が陸上部のチームメイトに恋をして、本当の愛とは何かを知る" そのまま全編を見通してしまうほど、良い作品でした。 「良い作品だった」と言うと、感動的なストーリーだったりなにか特別な伏線があったりだとか、そんなものが含まれているのでは! と期待すると思うのですが、この作品は逆の意味でとっても良かったんです

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          【同性愛と仕事】 マイノリティだから独立したのかも

           20代半ばに差し掛かったとき、私は新卒入社した会社を辞職して、独立しました。経験が豊富なわけでも特に秀でたスキルがあったわけでもなく、完全なる見切り発車で。 いろんなタイミングや事情があって、その先で決断した選択だったのですが、いま振り返ると理由の一つに性的少数派(セクシャルマイノリティ)だったから、ということがあるかもしれないと思うようになりました。 今回の記事では、そんな私の紆余曲折の一部を書いてみようと思います。 「みんな」の反応を探る私  私の場合、個人で仕

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          【同性愛】 「失礼ですが、結婚されていますか?」

           この前、かかってきた一本の電話。知らない番号。 仕事の電話かも知れないと、思わず出てしまった。すると「失礼ですが、いま結婚されていますか?」という電話越しに男性の声。 お見合いの場を提供している企業からのセールス電話だった。 ハッキリと断って電話を切ってから、思わず苦笑する私。 「いまの日本では結婚できないんですよね、そんな私でも結婚できますか?」そう言ってみたらどうなったのだろう、なんて考える。あなたが当然だと思っている選択肢を辿れない人が、この時代になっても日本に

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          【同性愛】 映画ですら、自分には当てはまらない感覚

          話題作!! 全米が泣いた!! 来場者○万人突破!! そんな謳い文句が掲げられた映画の作品。 男女の恋愛を描いたそんな映画を見ながら、私は密かにいつも思っていた。 将来、私はどっちになれるんだろう、と。 第三者の感覚にしかなれない私  男女の恋愛を描いた映画。小さいころに家族で話題作の映画を見に行ったとき、物語を観ながらずっと「私は、どっちになれるんだろう」と密かに思っていた。 多くの人が見たことがあるであろう洋画でも邦画でも、ディズニーでもジブリやその他の作品でも。

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          【同性愛】 SNSのリア垢を辞めてから3年が経った

           約3年前、私は全てのリア垢(リアル友だちと繋がっているSNSアカウントのこと)を消しました。 事前の投稿なども行わず、特になにも言わずに、夜中にそっと。 Twitter、Instagramなど、なかには10年近く続けていたアカウントもありました。 でももう正直、心が限界だったのです。 みんなが辿っていく王道の道筋を目にするたびに、心に抱くナゾの焦燥感と、それらの道筋を自分も辿らなければならいのではないかという強制感に対して。 「自分はこの道を歩いていく!」と決心し

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          【LGBTQ+】 映画 『トムボーイ』で溢れた涙

           私は小学校を卒業するころまで、知らない人から街中で呼びかけられるとき、必ず「ボク?」と言われていました。そんなとき、どっちに呼んでくれてもいいや、と感じていた私はいつも「はい」と、そのまま返事をしていました。 立ち止まって向き合って話していると、ある人は疑うことなく、そのまま私のことを男の子だと思っている人もいたし、またある人は途中で気がついて「あら、ワタシだったの、ごめんなさいね」なんて謝ってくれる人もいました。 べつに謝らなくていいのに、といつも思いながら。だって私

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