一人前のカツ丼と睡魔
丼ものの多幸感
丼ものが好きだ。ご飯のうえになにか乗っているというだけで気分がいい。
ふと、ひとりの昼間に食べたくなって、冷凍のカツが一切れ残っていたので作ってみた。
一人前のカツ丼(材料)
一人前のカツ丼(レシピ)
👇ゆちめちゃん♪さんのクックパッドより
①火の通りの良いよう玉ねぎを薄く切る
②卵を割り、ほぐしておく。白身と黄身を完全に混ぜない。
👉白身を切るように8回程度とどこかで読んだのでそれを踏襲
③小さめの鍋やフライパンに、玉ねぎと◎の調味料を全て入れる。火をつけてブクブク沸いてきたら強めの弱火(すこしブクブクするくらい)で2~3分煮る
※水分が飛びすぎて濃すぎる場合は水を大さじ1~足して調節。少し濃いかなというくらいでOK
④カツを鍋に入れ、卵を周りから2/3の量だけ回しかける。1/3は残しておく。少し火を強め、鍋をたまに揺すりながら卵が半分くらい固まってきたら、残り1/3の卵を回しかける。
⑤鍋を揺すりながら最後に入れた卵が半熟より少し早いくらいになったら、ご飯の入った丼にそっと中身を滑らして出来上がり
カツを切らなかったのを悔やむ
と、横着をしてカツを丸ごと乗せたのを後悔した。衣がつゆを吸って、ぐずぐずになって食べづらい。
でも味はすこぶる良い。
好きなように盛って好きなように調味料を加減して自分好みの味になった。
つゆの染みわたったご飯や、ほんのり甘い卵とご飯をいっぺんに食べる幸せよ。口にいれて“あー、おいしい!”と思わず漏れてしまう。家だと多少のお行儀のわるさにも目を瞑る。
胃が満たされたあとは
真っ昼間にひとりで作ってひとりで食べてひとりで午睡して、どことなく背徳感がある。ふだんの昼ご飯を朝や前夜の残りですませることが多いからか、食べ終えたら猛烈な睡魔におそわれて、30分ほどうとうとしてしまった。
昼寝から覚めて小鍋と蓮華を洗いながら、ふと思う。映画でバレちゃまずい通帳やら書類を裁断したあとでそのままゴミ袋に捨てるのは何でだろう?
生ゴミに入れちゃえばいいのに。そうすれば文字も読めなくなるし紙もしなしなになって復元できないのになぁ。
陽の高い時間に、そんな具にも付かぬことをつらつら考えていた。
ああ、美味しかった。
ご馳走さまでした。
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