女の子だから、大学行かせてあげられない。【おばあちゃんの話1】
こんにちは!まおちゃんです。
今回はおばあちゃんから聞いたお話を書こうと思います。
1,前置き
私は3年ほど前、うつ病になって長期で療養をすることになりました。
今まではお盆やお正月のような機会ではないと会っていませんでした。
ですが私もうつ病になり、関東の中でもかなりの田舎に家があったためそこで療養させてもらうことになりました。
半年くらい居候をさせてもらいました。今まで聞くことのなかった話や、おばあちゃんの人柄が知れて貴重な時間でした。たくさんの経験から学ぶことはたくさんあります。
昭和戦時中~今の令和までいろんな時代を見てきた、おばあちゃんの話を頭の中だけでなく残したかったのでブログを書きました。
2,成績優秀だったおばあちゃん
小学生の頃は、戦時中で食べ物もろくにありませんでした。授業は戦争のお話、勤労奉仕(お国のために無償で働く)がたくさんあり、勉強もできませんでした。
戦争も終わり、中学校へ入学。教材は教科書しかありませんでしたが、負けず嫌いのおばあちゃんは隅から隅まで読み込んで女学校は県内トップの学校へ受かりました。
女学校でも勉強を頑張っておりました。おばあちゃんは、大学に行きたいと思うようになりました。お父さんにいったそうです。
3,女の子だから、大学に行かせてあげられない
女の子だから、大学に行かせてあげられない
そういわれたようです。
上の兄も大学行っていないのに、女の子の里子(おばあちゃん仮名)が大学行くのは難しい。
おばあちゃんは、ショックを受けて勉強のやる気がなくなってしまったようです。それでも、卒業後は県内ではエリートな会社へ入社して働くことになったと話しておりました。
4,今も根強く残っているところもあるが”大学行く女の子は当たり前”
現在27歳の私も、普通に大学へ行かせてもらいましたし今は希望すれば行かせてくれる親がかなり増えました。(東京在住)もちろん根強く残っているところもあると思います。
ですが、昔よりは(少なくても70年前)よりはかなり行きやすくなりました。私も将来子供が希望すれば、行かせてあげたいです。
5,昔の日本も忘れずに
かつての日本に、このような風潮が当たり前にあったのも事実。おばあちゃんのように、「女だから無理」と言われることが多かった。今も、そのように思っている方もいらっしゃると思います。
当時の日本は、そのようにしたほうがやりやすかった。国を守るためには、男性を立てなくてはいけなかった。ほかにもいろいろと理由や文化があると思います。当たり前だった。
ですがそれによって、傷ついた女性もたくさんいたことを忘れてはいけません。
6,これからは、古い杖を休ませて
かつての日本情勢や風潮では、確かに必要だったかもしれません。ですが、女性も男性と同じように社会の力に、日本の力になれる可能性を秘めています。「女だから無理」となってはいけません。
まだまだ、他国と比べて
日本は女性の社会進出152か国中120位
男性をたてる古い杖はもう休ませて、新しい杖をつかっていきたいです。
7,まとめ
今回のおばあちゃんのエピソードでいろいろ考えることが出来ました。まだまだ学んだお話もたくさんあったので、忘れないように残していきたいです。
読んでいただいた方、ありがとうございました。