君には向いていないのか?
先週あたりから秋の競馬が始まった。
10月半ばから12月末の有馬記念までG1レースが続く。
若い頃から夫婦で時々競馬をやっていた。その頃はフラッと競馬場に行って一日遊んで帰ってきていたけれど、今は入塾券が必要らしい。
そういうのが面倒で、長い間競馬場には行っていない。
久しぶりに競馬をやってみたくなって数年前からネット投票をしている。賭ける金額は子供のお小遣い程度で、予想するのを楽しんでいる。私と夫で楽しんでいたら、妹、そして甥っ子が加わって、四人であーだこーだ言いながら、G1レースだけ買っている。
今日は秋華賞。
オークスを勝ったチェルビニア。
桜花賞を勝ったステレンボッシュはかなり有力。
そこに何が絡んでくるのか?
昨日もスポーツ新聞を眺めながら、あーでもないこーでもない話していた。
妹と甥っ子の予想は固く、まぁ当たるんじゃないかと思っていた。
私も今回は固くくると予測して、オークス馬と桜花賞馬は押さえてみた。
そしてこの三人は金額の差こそあれ、みんな当たり馬券を手にしている。
今日朝から出かける予定があった夫は、昨夜から今朝家を出る前まで丁寧に新聞を読んでいた。スマホでネットの情報も見ていたようだ。
とにかく色々読みまくって情報を集めて考えるのが夫のスタイル。
なのに。
この人は当たらない。
他の三人が当たっているのに。
なぜか当たらない。
私はと言えば、見る記事はあるが夫と比べたら集めている情報は半分以下、いや三分の一以下かもしれない。
なぜ夫だけがいつも外すのか?
わからない…。
勝負運がないのか?
運を他で使っているのか?
勘が悪いのか?
元々勝負事には弱いのか?
負けた理由はたくさん聞くが、当たった根拠を聞いたことがない。
当たらないのだから聞くことはできないけれど。
四人の間では、大勝ちしたら焼肉を奢るということになっている。
昨年秋には甥っ子にご馳走してもらった。
多分夫は一生かかってもみんなに焼肉をご馳走することはないと思う。
これは自信をもって言える。
だって、夫に賭け事はまったく向いていないのだから。
もし夫が焼肉を奢ってくれる日が来たら、noteで大きな記事にしたい。