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観念

昨年の夏の終わりから腰と足の痛み、足の痺れに悩まされている。
腰痛の方は時々で、動けないということはない。
足の痺れはしつこくて、お尻の辺りから膝の周りまで。
おまけに膝の裏も痛くなって正座どころか横座りもままならない。
脊柱管狭窄症と言われて納得の症状だ。

対処法として、服薬と貼るタイプの痛み止めのようなものを処方されている。
飲み薬は他の薬もあるので忘れることはないが、貼るタイプの方は貼れるところが決まっていてそれ以外には貼らないようにというので、少し面倒だ。
決して痛いところに貼るのではなく両腕、胸、お腹、大腿部などに一日2枚貼るようにいわれている。
そして薬を切らさないようにともいわれる。
これが意外に厄介だ。

ひと月なんてあっという間にたってしまうし、こちらにも都合がある。
病院に行こうと思ったら今日は休診ということもある。
そして車で行ったら10分もかからないところを自転車で20分近くかけて受診する。
空模様によっては行けないこともある。
ちょっと途切れたら「継続するように」とキツくいわれる。
先生と相談はするものの「このまま続けて」と言われたら、いつまで続けたら良いのかも不安になる。

薬代もバカにならなくて、こんなに高いならマニュアル本を読んで自分で治そうと思ったけれど、毎日の体操は続けるのは大変でそれに比べて効果は薄い。
そんなことをぶつぶつ言っていたら

「推奨は受診。痛み回路ができないうちに痛みを抑えておくこと。薬を飲んで痛みのない快適な生活が送れるならそれに越したことはない。痛みをなくして運動した方がよっぽど良い。医療費は快適な生活を送るために必要なもの」

と夫に一蹴されてしまった。

夫の言う通りなのだ。
足が痛いと運動不足になる。散歩にも行かなくなるし妹たちと出かけた時にも思うように歩けない。今週末は母たち一行ををスカイツリーに連れていかなくてはならないから、足が痛いなんて言っていられない。

ここは観念してもうしばらく受診して薬のお世話になることにした。
痛みや痺れのない生活は快適だ。
薬のお世話になってしっかり運動して体への負担を減らそうと思った。

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