都会の夕暮れ
月に1、2回、夫と自分の眼科通院で東京に出かける。
診察は午後からなので、ゆっくり出かけて夜には家に着いている。
春から夏、初秋にかけてはまだ明るいうちに都内の駅から電車に乗れるが、晩秋から冬にかけては夕暮れが早くなるので夕暮れの街並みを車窓から眺める。
以前書いたかもしれないが、私は東京の夕暮れが好きだ。
ビルの間に沈んでゆく夕陽
藍色とオレンジ色の空のコントラスト
次々と点灯していく街灯
車のテールランプ
商店街の明かりとお惣菜の匂い
どれをとってもどこか切なく、何ならこのままどこかに行ってしまいたいような衝動に駆られる。今ならずっとずっと電車に乗りながら、窓の外を眺めていたい。
もし住めるのならもう一度都会に住んでみたい。これも何度かnoteに書いていると思う。目まぐるしく変わっていく日常が嫌だと言うのを聞いたことがあるが、この変化が私には刺激的だ。
電車は家路を急ぐように暗闇をスピードを上げて走っていく。
昨日電車の中で書いた記事です。
11月後半になり、日の入りが一番早い季節になりました。夕暮れの時間は切なくやってきます。