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しあわせのカタチ
メープルは今年3月で15歳。
おばあちゃん犬に冬の朝の寒さは堪えるだろうと、排泄だけ済ませて散歩は暖かくなってからいくようにしている。
午前中の散歩は少しずつ気温が上がってきて、厚いダウンが必要ないくらいになった。寒中とはいえ陽の光は少しずつ強くなっているのを感じる。そして冬の空は雲ひとつなく真っ青で、こんな空の下で散歩ができるなんて、しあわせだなあと思う。
しあわせのカタチは人それぞれ違う。
カタチにならないものにしあわせを感じる人もいれば、物やお金といったカタチに現して確認する人もいる。
その高さもさまざまで、10センチで満足する人もいれば1メートルないとダメな人もいる。
若い頃はカタチあるものに価値を見出して、なかなか満足していなかった。
この頃は物質的なもので満足するより、カタチにはならない物事にしあわせを感じるようになった。
今日晴れたこと
青い空がきれいなこと
メープルとゆっくり散歩する時間があること
メープルが今日も元気でいてくれること
気づけば自分の周りにはたくさんのしあわせがある。
それを感じられる気持ちの余裕を日々持っていたいと思う。
こんなふうに思うのも歳を重ねたせいかしら?