小さな社会貢献
今日は夫が新年会で不在。
私は仲良くさせていただいている猫雑貨のお店に出かけた。
お店は保護猫団体主催の猫の譲渡会に場所を提供している。
今年の初めに友達の猫が虹の橋を渡って、使っていた猫綱が大量にあるので団体に寄付したいというので、どうしたら良いかなど話をしながら楽しい時間を過ごした。
ご夫妻でされている雑貨店は居心地が良くてついつい長居をしてしまう。
その後地元の百貨店に行ってみた。
県内唯一の百貨店は、昨年暮れに有名ブランドショップが閉店した。それでも人出は多かったので、みんなの目的は他にあるんだろうと思う。
エスカレーターを登っていたら、地元の大学と百貨店のコラボ企画でお箸を販売していた。
今まで使っていたものが少し古くなっていたので、どのようなものがあるかちょっと覗いてみた。
お箸を販売しているのは地元大学の経済学部3年生で、お客さんの呼び込みから商品の説明、会計まで案内してくれて最後にメッセージカードを渡してくれた。百貨店は場所の提供と会計。
学生さんにはお箸の特徴を説明してもらい何色のお箸がいいか相談に乗ってもらった。
「お母さんならピンクが似合うと思いますよ」
子供がいないので、お母さんなんて呼ばれる事はそうそうない。若い子からお母さんと言われたら、応援も込めて、お箸買っちゃう。
「一緒にお父さんのお箸も何色がいいか選んでくれる?」
「2人でお揃いなんていいですね」
そんなやりとりが私にとっては新鮮だった。
頑張っている若者。
こだわりの商品を売っているお店。
そんな人たちが私は好きだ。
同じものを買うなら、こだわりのお店で買いたいし、若者がやっていることに応援の気持ちで買ってみたい。
そういう小さなことが社会貢献につながるような気がする。