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声を上げる理由

 私は本来、可愛かったりカッコよかったり
見てて心がホッとするようなクリエイターに
なりたいと願っているのですが

ことある度に、私が「本当は嫌だ」と思う事を
皆さんに発信しているのか、そうしなきゃと
駆り立てるものはなんなのかお聞きください。

下に引っ越してきた謎のおじさん2人

10月からでしょうか。
前の住民が引っ越して間もなく、我が家の真下に
引っ越してきたのは得体の知れない
謎のおじさん二人でした。

そしてそこから、今に至るまで
毎日聞こえてくる罵声やでかい声。
未だ分からない生活リズムのせいで
私は正直、多大なるストレスを抱えています。

声が聞こえる度に痛くなる胃と
ストレスによって続く強迫性の「皮膚むしり症」
小さなことでイラつくようになった自分への嫌悪。
明らかに体調がずっと悪くなったのは
冬頃からで、今も尚それは避けられず
自分の努力だけではどうしようも出来ないレベルです。

そこで憎悪に近い嫌悪感は「下の住民」に向けられます。どうにか対策出来はしないか、声を録音した矢先でした。

もちろん他人の話に聞き耳を立てるなど
私の方が常軌を逸してると分かっています。

今日もか…と溜息をつき録音をしようと思った時
聞こえてきたでかい声。

いつも声がデカイ方のおじさんが数を数え始めました。

その後もう片方の声で「イヤだー!なんでー!んーーーー!!」という奇声に近い声。

引っ越してきた当初から、片方のおじさんはなにか事情がありそうだとパッと見わかる感じでした。

そして、日々の罵声や会話がほぼ聞こえる中でうっすら見えていた「違和感」が「確信」に変わりました。

もちろん憶測にすぎませんが
私は以前、障害を持った子の通う放課後デイサービスの職員として短期間働いていた時の事を思い出したのです。

この奇声、やりとり、似ているな……と。

恐らくですが、片方は健常者のおじさん
そしてもう片方は何か不自由のあるおじさんなのだということ。

そして昨日、その健常者のほうのおじさんが
その奇声に負けないようにでかい声を出して
「なだめている」
そんなやりとりでした。

私は心が痛くなり、悲しくなり
動悸がし始め遂にはボロボロ勝手に涙が出てきました。

哀れみではありません。

もちろん、毎日の罵声はやめてほしい。


でもそれが、もし
「誰が悪い訳でもない」のなら。
そう考えると、この私のストレスはどこにぶつければいいのでしょうか。

生きることに必死なのは、今の世の中大多数だと思います。そのうちの一人だったとしたら、私はとんだお門違いな怒りをむけていたのではないか。

私が善人だからとかではない。
下の住民が悪くないとは言わない。
でも、私が怒りの矛先を向けて彼らが手に入れた生活がなくなったとしたら。
そして、これからの私のストレスは…そう考えると
涙が止まらなかった。いわゆる、1つの絶望に近い感情でした。


じゃぁ、なぜ最初に言った
「嫌でも声を上げるか」という理由です。

本来支援されるべき人に何も支援されず
「自分でなんとかしなさいね」という国の在り方が
今とても目立っているんです。

それが、私の今直面している
隣人トラブルの原因であるとしたら
私はこうやって声をあげるしか方法が浮かばなかった。

皆さんはご存知ですか。

「静かな自殺」という言葉を。

これは、病を患うも
医療費を払えず、国から保護もされず
苦しんで苦しんで人知れずに命を落としている方たちが選ばざるを得なかった選択肢です。

そんな悲しいことがありながら
この国は、なんの支援もせず
これから更に、高額医療費の自己負担額を増やそうとしているんですよ。

そんな怒りに震える国民
人知れず消えていく命から目を逸らして

不法移民や移民した海外の方に
生活保護、医療費、さらには学費を負担すると
偉い人は言っています。

日本に生まれ日本で育った日本人は
こんなにこんなに苦しんでいるのに。


そして日本人が怒ると
「これがおもてなしの国か!」と海外で報道されています。

私は海外に沢山知り合いがいます。
みんないい人です。日本を愛して、日本の文化を受けいれて、日本人を尊重してくれます。

だからこそ
彼らの人間的な価値を下げたくないからこそ
私は差別ではなく「区別」すべきであると思います。

なぜ、海外から来て日本に住んで
ルールを守らない方々に私たちは怯えて
されるべき支援もされず
全部かっ攫われて苦しんでまで
笑顔で暮らしていかなければいけないんでしょうか。

なぜ、私たちが声を上げることがタブー視されるのですか。
日本が好きで、日本を守りたい気持ちで
やめて!と声を上げることを
他の国の方にバカにされた挙句
命を落とさなければいけないんですか。


我が家の下のおじさん二人が
笑って過ごせるような支援があれば
もしかしたら、私がここまでストレスによって
困ることは無かったはずです。

日本人同士でいがみ合って何が楽しいんですか。
私はどうやったら、心から笑って過ごせるようになるんですか。

心の余裕を、安息を、奪っているのは
今の日本のトップに立つ人達です。

お前が何か言って変わるわけないだろと思う方もいます。

じゃぁ、何もやらなければ変わるのか。
黙った結果が今現在ではないですか。

はい、怒ってます。
こんなこと私に考えさせずに
自由に絵を描く時間をください。

私と旦那さんが新婚旅行に行ける時間をください。

全てに余裕があるのならば!
万博だって問題にならずに、行っていたかもしれない。
その選択肢を奪ったのは嘘と欲で国民を裏切った
偉い人達です。
その偉い人の見誤った計画の失敗のケツ拭くのは
私たち日本人です。

そろそろ私の気持ちも限界なんです。
ストレス社会を作っているのは誰ですか。
命を削っても、恩恵を受けれないのは誰ですか。

目を背けるのは勝手です。
目を背けるならば、文句は言わないで
私たちの分まで命削って黙って働いてください。



私はこうやって発信する度に
「きっと嫌われる」そう思っています。

嫌われてもいい。離れていく人がいてもいい。
その覚悟で私は魂込めて声を上げています。

どうか、みなさんが少しでも
私のこの声で…ハッとしてくれたらと思います。

そして、ボロくて風で揺れるようなアパートの窓から
広がる誰にも譲れないほど美しい景色を
毎日笑顔で見られて
下のおじさん達が罵声ではなく
大笑いできる日が来ますように。

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まぴこ

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