呼吸とからだを大切にする
さて、私は、最近、呼吸というものをとても大切にしている。いや、大切にし始めたばかり。
呼吸はもう41年も休まず続けているのに、フォーカスしたのは初めて。
ほんのちょっぴり、ヨガの呼吸法を習ったことがある。でも、その時は、ヨガの中の特殊なテクニック・・・ということにしてしまって、日常の呼吸にまで落としこめなかった。
なぜ今、呼吸なのかというと、呼吸から、からだの一つ一つから、強くしなやかに鍛えていこうと思ったからである。
心をもっとしなやかに強くしたいと改めて感じていた折に、それは呼吸やからだの強さと大いに関係するというのだ。
17歳で始めた美容も24年。
美容を、人生を、淡々とご機嫌に続けていくには、心の胆力が必要だと痛感する。
落ち込むことも、弱々しくなることも、人生にはある。それらは、一切避けようとして努力していれば避けられるのか・・・分からない。でも、それらを避けられかったとしても、ニュートラルな心に、inner peaceな状態に、自分ですーっと戻れれば、何があっても人生を通じていつも大抵心地良くいられる。
その上での美容である。心に余裕があるほど、楽に楽しんで美容も出来るというもの。
呼吸に集中することは、『今ここ』に意識を合わせることにも繋がるというし、さらに『今ここ』に意識を合わせると現実創造がしやすくなるという。呼吸を質の良いものにするのは、本当に良いことづくめなのだ。
自分の細胞の組成をひとつひとつ、より美しく、より澄んだもの作り変えていくようなイメージをして深く呼吸していく。呼吸は、まずは深く吐くことを大切に。吐いて、吸って・・・。そして、自分の血管が隅々まで、活き活きと流れていくように、からだを伸ばしたり、さすったりしている。強さが必要な場所は少し鍛えたり。姿形だけでなく、心の強さのためにも、からだを鍛えていく。
呼吸を大切にし始めてから、心なしか日々は今までよりもずっと前向きな気分である。楽しんで、まだ続けてみようと思う。