見出し画像

益田ミリさんは私の心を軽くする

最近の読書はもっぱら益田ミリさん。
言わずもがな、「すーちゃん」や「僕の姉ちゃん」など、世の女性たちのモヤモヤを言語化する漫画家、文筆家である。一度でもページをめくると、ずんずん読み進めてしまうのだ。

実は今、私は体調を崩していて休職をしている。
主治医から1ヶ月休職しましょうと言われたとき、「遅い夏休みがきた!」と、あのカフェに行こう、本もいっぱい読める!久しぶりにあの子に会いに行こうかな、など興奮気味に、かつ呑気に受け止めていた。
ところが、いざ休職に入ると好きな読書はおろか、体が重くて痛くて食事の時以外はベッドに横たわる日々。。しかし、眠りたい夜に限って眠れない。日中は睡魔が常にいるのに夜はどうやら睡魔も休んでいるようだ。

結局最初の2週間は眠る日々を過ごし、今、折り返しの3週間目。
さて、焦ってきたぞ、、いよいよ夏休みの終わりが見えてきたー。
よーし、カフェで読書だ!
ということで、この休職中にAmazonで注文していた益田ミリさんの「どうしても嫌いな人 すーちゃんの決心」をコーヒー片手に読んでみた。

どうしても嫌いな人 すーちゃんの決心 (幻冬舎文庫) 文庫 – 2013/4/10 益田 ミリ (著) Amazon

すーちゃんの人柄につけ込む嫌な同僚。そうそう、私の近くにも居るんだよ。そういえば、前の会社でも似たような人が居たな。そんな人の傍から離れたいのに、話したくないのに、そういうわけにはいかないこのもどかしさ。
すーちゃんならどうするの?え?あっ、そうきたのね。やるじゃない!
とスッキリした気持ちで本を閉じる。

すーちゃんの行動力と切り替えはお見事だ。
さて、私はどうしよっかな。
読む前より読んだ後の方が気持ちが軽い。いつもより、ほんの少し。
復職のタイミング、ぶり返さないための働く心得、職場の人にお願いする配慮など。いろいろとぐるぐる考えてしまうけれど、なるようになると、今日のところは流れに身を任せてみようと思ったのだった。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?