
ありのままパート3
↑の続きです。
ありのままエピソードといえば、長子がまだ3歳になった頃だったと思います。
その日は、子ども達とアナと雪の女王を一緒に観ました。
その後、私が掃除をしにリビングから離れ、戻ったら、なんと部屋中が真っ白でした。
それは先ほどのアナと雪の女王の世界。
一面の銀世界、、、
楽しそうに雪遊びをしている子ども達、、、
わぁ〜なんか素敵ぃ〜
じゃなかった!!
これは!?どゆこと!?
長子、「ママ〜みて〜?」
私、「ちょ、これどうしたの!?え!?ティッシュ?何があったの!?」
リビングにおいてあったティッシュと台所のティッシュと和室のティッシュ、、、合計4箱!!全て床に撒き散らされていました。オーマイガー!!!
長子、「ママ!みて!!いくよ!!」
ご存じの方はご一緒に♪
「ありのままで♪」
松たか子のバージョン
ふりはじめた雪は足跡を消して真っ白な世界に一人のわたし♪
風が心にささやくの♪
このままじゃ だめなんだと
歌詞はなんかうる覚えっぽかったのですが、長子は、ティッシュで作った雪の中を歩いたり走ったりしながらエルサになりきって歌っていました。
その横を次子がチョロチョロしています。
そしてサビ!!
ありの〜♪ままの〜♪じぶんみしぇるのよ〜♪
そこで長子が片方ずつ腕をのばして握った手を開くと、手の中から少しだけ丸められたティッシュが右から一つ左から一つと飛び立ちました。
そう、それはまさに雪の女王、エルサが手から雪や氷を出すあのワンシーンの魔法のようで、、、
長子が、子どもながらに一生懸命考えたであろう演出でした。
長子は、満足気な顔で歌い切りました。
私は、まるでミュージカルを観ているような気分になり拍手をしていました。
いや、、、ちょ待てよ!!
おまえ、ティッシュ、ティッシュ全部使ったんかーいっ!!
叱ろうとも思ったのですが、長子は、今回一人で考えて工夫して作品を作り上げたのだろうし、その中で考えられる演出にティッシュは不可欠だっただろうし、雪を表現できるものは他にはなかっただろうから、
その事について怒っても、長子がせっかく自分で考え創作した経験が台無しになると考えた私は、落ち着いてからティッシュを綺麗に全部集めさせてまっすぐのばさせて使えるようにさせました。
そして、困るものもあるので、事前に使っていいか聞いて欲しいということ、無駄になる使い方は勿体ないからやめてほしいという事を伝えるだけにしました。
そんなことよりも私は、長子がキラキラした目で楽しそうに床中にティッシュを撒いて準備をしている様子を思い浮かべて、自分で考えて物を作る力があるのだな、準備をしているところから見たかったな、、、
と思いました。
私はカメラが大好きなので、長子の初めてのミュージカル作品を記念に動画と写真に納めました。
将来、長子に見せようと思っていたからです。
えーと、またいつもの感じで申し訳ないのですが、そのビデオカメラやデーターは、元夫に取られました。ちなみにビデオは長子の出産の際に私の両親が買ってくれたものです。
マジ返せや!!
いる?いるの!?
ああたさ、長子がティッシュ使ったことを怒りまくってたじゃん、遊びに使うなって、、、あれは遊びであって遊びじゃないのに、、、ティッシュも破れているわけじゃないし別に使えるのに、すごく怒ってたじゃん!!
あの映像いるの?一体何の為に、、、?
元夫は機械系も苦手なので、再生することすら出来るのか謎だし、別居中なんて、対応していない記憶媒体を、しかもあんなに記憶媒体の記録方法について説明したのに国内メーカー以外の物を使って、別居した私達が住むアパートの玄関が映る場所に仕掛けて、、、せっかく撮影したであろうデーターが壊れていて、、、
あ、この件はまた別のお話で。