ホエイプロテインの使用は目的によって、良くも悪くもなる!僕個人のお気に入りは「えんどう豆プロテイン」
ホエイプロテインを飲むことは、運動を習慣にしている方にとっては主流かもしれません。
ホエイプロテインは
mTORを介した筋タンパク合成に有利なのはたしかだと思います。なぜならホエイプロテインに豊富であるBCAAs(branched chain amino acids)の一つであるロイシン、がインスリンの分泌を強く促すから。インスリンはmTORを活性化し、筋合成を高めます。
また、
ホエイプロテインの摂取は、GIP(glucose-dependent insulinotropic polypeptide)とGLP1(Glucagon-like peptide-1)といったインスリンの分泌を促すホルモンの引き金となります。
要するに、ホエイプロテインの摂取はインスリンスパイク(インスリンの急上昇)を引き起こすということ。
mTORの活性化を図り、筋タンパク合成が一番の目的ということでしたらホエイプロテインでも問題はないかもしれません。ホエイプロテイン単体でしたら太る心配もありません。
ただし、健康面や減量効果を意識するとなったときに、インスリンの急上昇や、mTORの活性化のさせすぎは逆効果になるかもしれないということは頭に入れておくべきでしょう。
僕のお気に入りのプロテインは、えんどう豆プロテインです。メチオニンの割合が少々少なく、アミノ酸スコアは96ですが、
それでも必須アミノ酸(EAAs:essential amino acids)はしっかりと含まれています。
ホエイプロテインコンセントレートは、わずかに乳由来の糖質(乳糖)や乳脂肪が残っていますが、えんどう豆プロテインの場合糖質も脂質もほぼゼロに近く、ピュアなタンパク質を摂ることに向いています。
補足ですが、
えんどう豆プロテインもホエイプロテインのように十分に筋タンパク合成に有効であるというデータはあります。
ちなみに僕は(おそらくですが、)乳糖不耐症でホエイプロテインを単体で飲んだりトレーニング直後に飲むとお腹を下します。
そのこともあり、僕はえんどう豆プロテインを活用しています。
味も悪くなく、胃腸へのストレスも少ないと感じていますんで、気になった方は一度えんどう豆プロテインを使ってみても良いかもしれません!