仕事は楽しいかね? #1
みなさんこんにちは。本日は、読書感想文初の投稿をしていきたいと思います。
ネタバレ注意となっていますがご了承ください。
それでは始めていきたいと思います。
本の紹介
まず、今回の本の紹介です。突然ですが、みなさん、
仕事は楽しいかね?と聞かれるとどう考えますか?
多くの人は「不安」や「退屈」から楽しいと答えるのが難しいと思います。
今回読みました本は、デイル・ドーテン氏作の『仕事は楽しいかね?』という本です。こちらの本は以前、大学生が読むべき本を探していた時にネットに上がっていたので読んでみることにしました。こちらの『仕事は楽しいかね?』は、シリーズ化されていまして、『仕事は楽しいかね?』『仕事は楽しいかね?2』『仕事は楽しいかね?≪最終講義≫』の3シリーズと漫画版の合計4種類で展開されているみたいです。今回は1作目の『仕事は楽しいかね?』の紹介をしていきます。
あらすじ
この本のあらすじを説明していきます。この本の登場人物は、主に、主人公のサラリーマンと表紙にもなっているおじいさんの二人です。ある日の仕事の帰り道、飛行機で帰ろうとしていたサラリーマンは積雪の影響で飛行機が飛ばなくなってしまい空港で野宿することとなってしまいました。その時にこのおじいさんに出会い、仕事の愚痴を話していくうちにこのおじいさんからアドバイスをもらうといった話です。このおじいさんの正体はと言いますと、さまざまな起業家に対して助言をしたり、講演会を開いたりするほどの有名実業家だったのです。それでは、このサラリーマンはいったいどのような助言をされたのでしょうか?
この本で言いたいこと
結論から言いますと、私はこの本で筆者が言いたかったことは、
‟試し”続けること
と
‟明日は今日と違う自分になる”
この二つだと思います。
では、まず‟試し”続けることとはいったいどういうことなのかから説明していきます。
コイン投げの事例
突然ですが作中ででてくる、コイン投げの話をします。
もし、1000人の人たちがコイン投げをし、表を出した人だけが残り続けるというゲームをしたとしたら、表が出る確率も裏が出る確率も両方二分の一であるため1回目のコイン投げが終わった段階で残る人は500人です。これを7回続けていきますと、
1/2×1/2×1/2×1/2×1/2×1/2×1/2=1/128
1000×1/128=7.8125≒8
よって、7回のコインを投げ終わった段階で残っている人は約8人の計算となります。
これだけ聞けば、この8人はただ‟運がよかった”とか‟たまたま”ではないかと思ってしまいます。
しかし、本当にそうなのでしょうか?
この8人実は、表を‟出し続けている”のです。
いったいどういうことなのかと言いますと、この8人、運がよかったのではなく、本当は裏で努力や試行錯誤を繰り返し表を‟出し続ける”方法を身に着けていたのです。
だから、残りの992人は表を出し続けることができなかったにもかかわらずこの8人は出し続けることができました。
このコイン投げの事例で何が言いたいか、それは、
勤勉・努力・才能などの条件を満たしたうえでそれをいかに続けられるかが重要である
ということです。
コインで表を出し続けるように、
先ほどの‟試し”続けるをわかりやすく言いますと、
努力や試行錯誤を繰り返し、それを挑戦し続ける
ということです。
これが一つ目の言いたかったことだと私は思います。
もう一つの言いたいこと
先ほど述べました、筆者が言いたかったもう一つのこと
‟明日は今日と違う自分になる”
とはどういうことなのか説明していきます。
筆者はこの本で、目標は一つでいいと述べています。それが、この、‟明日は今日と違う自分になる”というものなのです。
目標とは、たいていの人はマンネリ化した生活から抜け出すために立てるのです。しかし、筆者は、
‟今日の目標は明日のマンネリ”
だと述べています。目標や夢が成功の秘訣だと述べる人は多々あります。しかし、たとえ、目標や夢を持っていても10人に9人は失敗するものなのです。それに対して、目標を持っていないがために失敗したということありません。
また、仮に立てた目標を達成したとするとそこで停滞するだけであとは競争相手に抜かされたりそこから業績を上げることはありません。
じゃあそんな目標なんてものはいらないだろうということです。
そのかわり、
‟明日は今日と違う自分になる”
という目標を持てということです。
要は先ほどの続きです。‟試し”続けろ‟試行錯誤”し続けろ‟挑戦”し続けろということなんです。
まとめ
いかがだったでしょうか。本の後半部分ではアイデアの生み出し方なども書かれていましたが今回はより大事な‟試しつづけること”についてメインで紹介させていただきました。
‟試しつづけること”を重要視しているこの本のタイトルが『仕事は楽しいかね?』というのははじめに述べました「不安」や「退屈」から楽しいとは言い難いその仕事に対して好きになるように試すことを促進しているのではないかなと私は思いました。
この本は、まだ、シリーズの1作目なので残りの2作品も読んでみたいなと思います。
まだ読んでいないという方は社会人の方でも学生の方でも是非読んでいただきたいとおすすめできる一冊ですよろしければご覧になってみてください。
初めての投稿ですが、最後までご覧いただきありがとうございました。
この調子でちょこちょこ投稿できればいいなと思います。
それではまた次回の投稿でお会いしましょう。
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