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人を育てるのは難しいと、分からないのだろうか?


最近、また就職して、OJT(On the Job Training)を受けている者です。

それについて、思う事をぼやきたくなったので、文章にしてみます。



OJTを受けて思う事は、なんだか上から目線で見られてる気がすることなんですよね。
「こんな事も分からないの?」
「今まで何学んできたの?」的な。
そして、過ちを一つも許さないような高圧的態度。

そもそも、今まで別の事をしてきたんだから、その会社のルールなんて分かるはずもないのに、容赦ない事この上ない。


作業途中で作業手順が分からなくて固まっていると、

OLT担当:「そこは、どうするんですか?」
僕:(え、こっちが聞きたいんですけど!!)
担当:「前、言いましたよね?メモ、取ってないんですか?」
僕:(厳しいな(T_T)。そんなに言うなら、OJT資料しっかり作って来いよ。作らんくせに( `ー´)ノ)
担当:「直るまで、言い続けますよ。」

そして、古株さんとはフレンドリーに話し、新人さんには真逆の態度。

もうね、仕事が「できる、できない」とかそんな事より、
人としてどうなのか?
パワハラだよな?と、思う。


参考程度に以下記事読んで頂きたい。


上記記事で、

「ゴルフ 初心者 迷惑」で調べてみれば、すぐに分かる。上から目線のおっさんたちが、「練習してから来いよ」「初心者は迷惑だから来んなよ」というオーラを、無邪気に出しまくっている。
ゴルフの面白さは「ゴルフ場」にあるのに、「練習場で練習してから来い」とか、初心者に試させる気がまったくない。
高い金を払って、嫌味を言われて、急かされてプレーするなんて、誰だってやる気をなくす。
「うざい玄人」がたくさんいるゲームに、誰が初心者として入っていきたいと思うだろう。
少なくとも私は絶対にやりたくない。


正に今、そんな状態。


企業側にもいろいろ事情は有るだろうが、人を育てるのには時間が掛ることを認識して欲しいし、新人は奴隷ではないと言う事を企業内で働く人にも周知してもらいたいな。
事業は、人がいるから回っていくので、その人をじっくり育てられず、人が減っていけば、ゆくゆくは企業側の首を絞めるだけ、そして現場の人間も、いつまでも忙しくなるだけ。


何だろう、人の事を粗末に扱う人等は、まだ昭和の気持ちでいるのだろうか?

確かに昭和の時代は会社に勤めにでるくらいしか働く先がなかったよな。
転職するのも、職安やハローワークで手続きしたり、電話帳の様な分厚い求人票の束を一枚づつめくったりして大変だった。
だから、ほとんどの人が、暴言や暴力、無理難題を吹っ掛けられても、我慢していた。

でも、今は違う。
仕事だって、スマホやPCで検索すれば簡単にヒットするし、契約・派遣・パート・フリーランスみたいにいろんな雇用形態がある。それにどんな会社に勤めてみても、昭和みたいに終身雇用が難しい事はもう事実。
コロナみたいな事態が起きれば、航空業界や、サービス業界、製造業などなど、大手の広告代理店もリストラするんだから。

下手に我慢するだけ、無駄って時代なんだよな。

だから、新しく加わる人にはできるだけ甘い点数をつけて、少しでも長く続けてもらった方が企業側としては良いんじゃないのかな?
だから、高圧的な態度をする人を雇用し続けるのは、企業側にとっていい結果にはつながらないだろうと思う。


と、思う事を書いてきたが、僕が若かった頃をちょっと思い出した。
その時の僕は、今、僕が受けているような事を平然とやっていたっけ。
その頃から、あんまり変わらないのね。

世の中には、トレーニング論やマネージメント論、教育論、コーチング論等、いろんな理論があるはずなのに、日本では今でも、努力と根性論だ。
人より声出せ!
休まず働け!
整理整頓!
身だしなみに気を付けろ!
上司の指示は絶対だ!
だから、日本は世界から周回遅れになっているんだろうな。
そして、それに気づいていないのが、逆にすごいと思う。

いつからか忘れたが、学校の授業で、ダンスや投資について教えることになっているらしいですね。
「へぇ~、そんな事教えるんだ。」と驚く反面、「そんなことは、趣味で勝手に覚えたらいいじゃない。何もみんなが知る必要なくない?」と思う。

個人的には、基本的な国語・算数と、トレーニング論や、コーチング論などを公的に教えて頂きたい。
他の教科は子供が好きなら、その時、勝手に学べばいい。
そうすれば、10年・20年後の日本は変わっているかもしれない。


「人を育てるには時間も体力もお金も、そして理論と技術が必要だ。」


と、今OJTを受ける中、つくづく感じた。

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