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書籍紹介33『主人公思考』(坂上陽三著、KADOKAWA)

誰にオススメされたのか全く覚えていません。
臼井さんだったような。違うような。

オススメされなければ絶対に読まない類の本です。
なぜなら、私はアイドルとほぼ無縁だから。

スペースでも何度かお伝えしておりますが、
私は「芸能」と「スポーツ」はめっぽう弱いです。

これらは、常に目まぐるしく変化しており、日々新聞や雑誌、テレビニュース等で情報を取り入れていかないとすぐに時代において行かれることになります。

そこで、本書は「アイドルマスター」というゲームについて、プロデューサーが大ヒットの理由について語る訳ですが、

「異世界との握手」

が、重要なので、著者の優れたところを発見することにしました。

冒頭、著者は
「天才は現れない」
「最終的に頼りになるのは集団の力」

と主張しています。

著者自身、会社員という枠組みの中で、最高の結果を出しており、同僚や部下にも最高の結果が出せるようアプローチするタイプの人です。

実に日本人的な、しかし、敏腕プロデューサーです。

ここで、会社員の弱いところは、
「仕事を自分事にできない人が多い」
ことを挙げています。

これはすごく良く分かります。
会社員(公務員含む)は、会社の方針に従わなければならず、「こういう仕事がしたい」という気持ちと「会社の方針」がぶつかります。

そして、大体、
「もう、ええわ。やりたいようにやるわ。」
と決断する人は、起業するかまたはフリーランスとなります。

でも、実はそれって会社としては大きな損失で、そういうエネルギーのある人を繋ぎ止めることができる人がいれば、きっと会社は大きく成長するのでしょう。

さて、『主人公思考』とは何か。

舞台は「アイマス」。
このゲームは、プレイヤーがプロデューサーとなり、アイドルを育成するゲームとのこと。

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592字

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