書籍紹介36『仕事が速い人はどんなメールを書いているか』(平野友朗著、文響社)
私たち40代以上の人は、学校でEメールの書き方を学んでいません。
当然です。Eメール自体ありませんでしたから。
しかし、これだけEメールが身近になった現代においても、現代っ子も恐らく学校ではEメールの書き方を学んでいないでしょう。
私は元教員ですが、教育界はそれほどEメールが浸透しておらず、最近やっと学校から保護者へ一斉メールが解禁されましたが、まだまだ黎明期です。
というのも、これには理由があります。
元々教育界には、「会って話すのが最も誤解が少ない」という考えがあるのでしょう。
私の教員採用試験個人面接では、試験官が
「再近、Eメール等の伝達手段が発達していますが、どう考えていますか?」
と質問しました。
私は「便利だとは思いますが、誤解を避けるには会って話すのが一番だと思います」と回答しました。
今でも模範回答だと思っています。
電話でさえ、敬遠されるのですから。
前置きが長くなりましたが、本書はEメールの書き方に迷える社会人に捧ぐ良書です。
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