一重のわたしとアイメイク
今週末、久々に高校時代の仲の良い友達に会う。
それもあって、メイクやスキンケア欲が高まっている。友達に会うこともメイクをちゃんとするのもかなり久しぶりなので、ちょっぴり気合いが入る。女友達に会う時が一番メイクや服に気合いを入れたくなるのは私だけだろうか。
そんなこともあって、今日はYouTubeでメイクやスキンケアの動画をひたすら未漁っていた。
特に、ヘアメイクアップアーティストの小田切ヒロさんの動画が面白く、わかりやすくてのめり込むように見てしまった。
私はアイメイクがずっと苦手だ。センスが無いのもあるかもしれないけれど、生まれてこのかた23年一重なので、いわゆる二重メイクのやり方だとアイシャドウを綺麗に塗れた試しがない。
それでも、YouTubeやインスタで一重メイクを検索して試したことはあるが、自分が不器用なのかはたまた合わなかったのか上手くできなくてやめてしまった。私の中でアイメイクは、なんとなく自己流で妥協してきたものだった。
小田切ヒロさんの一重メイクの基本の動画はすごく簡単でわかりやすかった。めちゃくちゃ不器用な私でも、なんかできるような気がしてきた。使っているアイシャドウも手頃なものだし、メイクアップされているモデルさんもとても素敵で、一重でも工夫次第で楽しくメイクができるのか!とかなり驚いた。
テレビCMやインスタを見ていると、二重整形を勧めていたりメイク動画は二重向けのものだったり、一重が否定されているわけではないけれど一重として生きることを肯定する人が少なく感じる。私も中学生くらいの頃は、二重の人が羨ましくてアイプチを試してみたりしたが、不器用だしめんどくさくなってすぐやめた。高校時代は部活に行事など毎日が楽しすぎて、一重が嫌だとか自分のコンプレックスを気にすることはなくなった。大学生になると、みんながメイクをするようになって周りの友達と自分を比較して落ち込んだり、自分に満足できなくなってしまうことが増えた。二重であることが羨ましくなったり、肌荒れなどのコンプレックスが日に日に増えて、友達と写真を撮った時に自分の顔を見るのが嫌になることもあった。それでも人を見た目で判断しない優しい友達に恵まれていたから、それなりに楽しく過ごすことができた。
小田切ヒロさんの一重メイクは、一重の良さを活かしてありのままの自分を出せるメイクだ。二重になりたい、毛穴を完全になくしたい、綺麗な平行眉毛で垢抜けたい。人にはいろんな悩みがあるだろう。でもやっぱり、全部を変えるよりそのままの自分の良さを活かせる方が私は嬉しいのではないかと思う。なりたい自分に向かって努力する自分も好きだし、そのままの自分でもいいよって言ってあげれるようになりたい。
とりあえず、今週末に向けてメイク頑張ってみよう。メイクしたら気持ちもいい方向に上がって、働くことや外に出ることにも前向きになれるかもしれないし。あくまでも、自分ウケ目指して頑張ろう。