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心理師研修「心理職による不登校支援」を受講して
僕の本拠地、まのぱぺ相談室に記事を移転しました(R6.12/28)。
読みづらくて恐縮ですが、こちらは引用表示とさせて頂きます。
少し前に受けた研修ですが、備忘録も兼ねて学んだことを書き出しておきます。
ここのところ読書などじっくり勉強する時間が確保できていないことが悩みですが、オンライン研修は隙間時間でも受けられるありがたみがあります。
今回も有料研修のため、詳細は伏せますが自分なりに雑感を書いておきます。
まず印象に残ったのは、不登校児の支援はそれ専用の画期的な方法があるわけではなく、心理職としての総合的な力が問われるというお話。
僕は不登校児の支援に直接関わった経験は無いわけですが、確かにお話を聞けば聞くほど多様な視点が必要な局面ということが分かりました。
というのも、不登校児の支援と一言で言っても状況は本当に多種多様。不登校になった原因も様々であれば、児の復学への意欲やご家族の考え、学校や関係者との連携など広い視野が必要だと感じました。
2点目に印象的だったのは、児に対して登校を促すタイミングや方法も、支援者側は明確な意図と根拠をもって行う必要があるということ。
そのためには児の状態を多角的に評価する必要があり、今回学べてよかったと深く思う話でした。
「学校なんて行かなくていいんじゃない?」とアドバイスするというのは昨今ありがちだったりします。
学校がすべてという考え方から抜けつつあるのは良いことなんでしょうが、単に葛藤から遠ざけ非生産的な判断になっていないか。
専門職としては冷静な判断が求められるのだと感じました。
僕はスクールカウンセラーさんのように直接学生さんの支援に関わる機会はほとんど無いわけですが…
立場上、間接的に相談を受ける機会はあります。
月並みではありますが、今回学んだことが活かせるよう勉強を続けていきたいと思えた研修でもありました。
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